2020年2月7日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。強い上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。
ドル/円は小幅続伸。4手連続陽線引けとなり、上値余地を探る動きが継続中です。109.80-90の抵抗をクリアしており、次の110.20-30をトライする動きが強まると見ますが、直近の日足が上昇余力の強いものではないので、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要でしょう。短期トレンドが強いので目先は押し目買い方針継続とします。 ドル買いは109.40-50で押し目買い。損切りは108.80で撤退です。損切りが付かない場合でも109.30以下で終えた場合は、若干下押す可能性が高くなるので、ドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは1日様子見か、110.20-30で売り向かい、損切りは110.60で浅めに撤退です。これが付いた場合でも週初の108.40から押し目のないまま既に160ポイントの上昇を見ており、ドル急伸にも繋がり難いでしょう。 短期トレンドは108.30以下で終えた場合は下値リスクが点灯、108円割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化します。 日足の上値抵抗は110.20-30、110.50-60に、下値抵抗は109.40-50、109.10-20、108.70-80にあります。
【ユーロ/円】：ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/円は十文字の寄せ線で終えています。上値トライの可能性を残していますが、短期トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは120.90-00で再度戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を121.40近辺まで見て置く必要があります。損切りは121.60で一旦撤退です。短期トレンドは122円台を回復すればニュートラルな状態に戻しますが、124円台で越週するまでは下値リスクを残します。逆に120円割れで終えた場合は一段のユーロ下落に要注意。
【ユーロ/ドル】：一段の下落リスクに注意。ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは続落。1.0990-00の下値抵抗を守り切れずに終えており、日足の形状が一段と悪化しています。買いは様子見です。売りは1.1040-50で戻り売り。損切りは1.1090で一旦撤退です。1.1130超えで終えれば下値リスクがやや後退、1.1200超えで越週した場合は短期トレンドが変化して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に1.0900割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、1.0800割れで終えた場合は一段のユーロ下落に繋がり易くなります。
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