FXとは?

海外旅行に行ったことがある人なら、FXを経験している!?

皆さんは海外旅行に行ったことはあるでしょうか?
例えばハワイ旅行に行くとき、ハワイで使うお金はドルなので、日本円をドルに空港や両替所、銀行などで両替します。
仮に、円をドルに両替した時のレートが1ドル100円で、ハワイ旅行を楽しんで帰国した時にドルが余っていたため、今度はドルを円に両替した時のレートが1ドル105円だったとします。
これは、100円で買ったドルが、105円で売れたということです。
ドルを買って数日後に、レートが105円に上がったため、1ドルあたり5円儲かったことになります。
もし100ドルだったら、5円×100=500円の儲けとなります。10,000ドルだったら、5円×10,000=5万円の儲けとなります。
レートが値上がりしたことで儲かった説明
レートが変動したことによって、利益が得られたのです。でも、反対にドルが値下がりしていると損失となります。
このように、外国通貨の売買を通じて利益を得たり、損失を出したりする取引をFXと言います。

レートが動く仕組み

では、そもそもレートはなぜ動くのでしょうか?
良くニュースで『今日の外国為替市場の円相場は1ドル105円で取引されています』とアナウンサーの人が伝えているのを耳にしたことがある方も多いと思います。
実はレートは日々変動しています。レートは、日本経済にも大きな影響を与えるため、今のレート水準がニュースでも取り上げられるのです。
レートの動く仕組みを理解する前に、円安、円高という言葉を確認しておきましょう。

円安とは?

円安とは円の価値が安くなることを言います。
例えば、1ドル100円だった場合、100円あれば1ドルと交換が可能です。
でもその後、1ドルが105円に変動した場合、100円では5円足りないため1ドルに交換することはできません。これは、円の価値が下がったため、1ドルと交換できなくなったということです。これを円安と呼びます。
円安の説明

円高とは?

円高とは円の価値が高くなることを言います。
例えば、1ドル100円だった場合、100円あれば1ドルと交換が可能です。
でもその後、1ドルが95円に変動した場合、95円で1ドルに交換できるだけでなく、5円余ります。
これは、円の価値が上がったためです。これを円高と呼びます。
円高の説明
感覚的にレートが上がったら円高と勘違いしがちですが、あくまで円の価値が高くなったか、安くなったかで判断するようにしてください。
では、レートはどのように決められるのでしょうか?レートは需要と供給のバランスによって決定します。よくレートは通貨の人気投票と例えられることがあります。
例えば、私達が海外旅行に行く際、円をドルに交換しますが、これは円を売ってドルを買っているとも言えるのです。
買われる通貨は需要(人気)の高さを示しており、買われた場合レートは上昇します。
一方で、売られた通貨のレートは需要(人気)の低さを示しており、売られた場合レートは下落します。
日本の自動車会社のように外国でも自社の商品を売買している企業は日本にも多く存在します。米国で車が売れて得たドルは、いずれ日本円に両替して利益として計上します。この時、ドルを売って円を買う取引が行われます。
このように、様々なシーンによって円を買いたい人、ドルを買いたい人、円を売りたい人、ドルを売りたい人や企業が世界中に存在します。このバランスによってレートは日々変動を繰り返しているのです。
面白い事例として、トランプ大統領(2020年10月時点)のTwitterへの投稿をきっかけに、レートが大きく変動するなどということも起きるのです。

FX最大の特徴レバレッジ

FXの最大の特徴としてレバレッジが挙げられます。これは別名『てこの原理』と呼び、小さな資金で大きな取引をすることを言います。
FXでは最大25倍(個人の場合)のレバレッジを利用することができます。例えば10万円の自己資金があった場合、最大で250万円分の取引が可能となります。
1ドルが100円だとすると、通常だと10万円で交換できるのは10万(円)÷100(円)=1,000ドルですが、FXでレバレッジを使うと250万(円)÷100(円)=25,000ドルの交換が可能となります。
レバレッジがどれほど凄いのか、例を挙げて説明しましょう。
1ドル100円の時に10万円の資金で1,000ドルを購入したとします。その後レートは値上がりし、1ドル105円になりました。
この結果、1000×5(円)=5,000円の利益を得ることができました。
これはレバレッジを使わない通常の取引です。
ではレバレッジ使っていた場合はどうでしょうか。
1ドル100円の時に10万円の資金でレバレッジ10倍を使うことで、10,000ドルを購入したとします。その後レートは値上がりし、1ドル105円になりました。
この結果、10,000×5(円)=50,000円の利益を得ることができました。
資金はどちらも10万円ですが、レバレッジを使うことで10倍の利益を得ることができたのです。これがFXの最大の特徴と呼べるレバレッジの魅力です。
ただし、損失を出した場合も10倍の損失になることに注意してください。
FXと似た商品として外貨預金が挙げられますが、外貨預金ではレバレッジは使えません。10万円の資金では、10万円分のドルと交換することしかできません。
FXと外貨預金はこのレバレッジが使えるか、使えないかに大きな違いがあるのです。
レバレッジの説明

レートが上がっても下がっても利益になる

外貨預金との違いとしてもう1つ、FXはレートが下がっても利益を狙うことが可能です。
外貨預金の場合、外貨を買うことしかできません。そのため、外貨を買った時点よりレートが上がらないと(円安)利益を得ることができません。
例えば1ドル100円で買ったドルは100円より高いレートにならないと利益になりません。しかしFXの場合、レートが下がった場合(円高)でも利益を狙うことができるのです。
その理由は、FXはドルなどの外貨を買う取引だけではなく、外貨を売る取引もできるのです。手元にない外貨をどうやって売るんだ?との疑問が出るかも知れませんが、ここはあまり気にしなくても大丈夫。
FXはレートが上がった時(円安)だけではなく、下がった時(円高)でも利益が出せるのだと、覚えておいてください。
FXはレートが上がった時(円安)だけではなく、下がった時(円高)でも利益が出せる説明

24時間取引できる

FXは世界中に市場があるため、24時間の取引が可能です。
例えば、みなさん馴染みのある現物株式(東証)の取引時間は、平日9時〜15時(11:30〜12:30は昼休み)です。この時間帯は、日中働いている人だとリアルタイムに取引に参加するのが難しいと思います。
でもFXは24時間(メンテナンス時間を除く)為替市場がオープンしているため、日中働いている人が帰宅した夕方や夜であっても取引することができるのです。
しかも、為替市場が最も活性化する時間帯は21時から0時過ぎまでの間です。その理由は、為替の3大市場と呼ばれる東京、ロンドン、ニューヨークのうち、ロンドンとニューヨークが重なるのがちょうどこの時間だからです。
日中働いている人が帰宅をし、食事を取りお風呂に入って一息付くこの時間帯は、FXではまさにゴールデンタイムの時間と呼べるのです。
FXトレーダーは日中働いている人も多く存在します。昼間はサラリーマン、夜はトレーダーと二足のわらじを履くトレーダーは、実は多いのです。
各国の市場取引時間

選択肢が少ないから迷わない

日本株の取引をする場合、約4,000企業からどの企業に投資をするのかを選択する必要がありますが、FXの場合は通貨ペアへの投資になるためせいぜい数十程度。
また、初心者の多くが最も馴染みのあるドル円で取引を始めるので、どの通貨ペアに投資するかを迷うことも少ないです。初心者の方はまずはドル円から取引するのが良いかもしれません。
株との比較

スワップポイント

FXは為替レートの変動によって利益を狙うだけの商品ではありません。FXで利益を得るもう1つの方法として、スワップポイントというのがあります。
各国ではその国ごとに政策金利と呼ばれる金利が設定されており、国の状況や金融政策によってその金利は異なります。スワップポイントはこの金利差から生み出される利益となります。
例えば、日本の現在の政策金利は-0.1%(2020年9月時点)と、とても低い水準です。銀行に預金をしていても僅かな利子しか得られない理由はここにあります。
一方、メキシコの政策金利は4.25%(2020年9月時点)と、日本と比べてとても高い水準です。
その金利差は、4.25%- -0.1=4.35%となっています。
そのため、日本円を使いメキシコの通貨であるメキシコペソを買った場合(円を売ってペソを買う)、なんと原則毎日このスワップポイントを得ることができるのです。
しかもその額は、10万通貨あたり60円(2020年9月時点)です。この金額を原則毎日受け取ることができるため、預金と比べて非常に多くの金利差収益を得ることができるのです。
ただし重要なことが1つ。メキシコペソ円の売り取引をした場合は、反対にスワップポイントを支払う必要があるので注意が必要です。
各国の市場取引時間

スワップポイント(金利差調整分)について

通貨ペアを構成する通貨のうち、相対的に高金利の通貨を売った場合、または相対的に低金利の通貨を買った場合には、その取引数量相当のスワップポイント(通貨ペアを構成する両通貨の金利差の調整額)の支払い額が日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払いへと転ずる可能性がございます。

ロスカット・ルール

FXではレバレッジが使えるため、大きな損失をしてしまうのではないか?そんな不安を持つと思います。
FXには大きな損失が出ることを防ぐために、ロスカットルールというものが設けられています。
ロスカットとは、保有している資産がある一定その損失レベルに達したときに、更なる損失の拡大を未然に防ぐために、その対象資産を強制的に決済する制度のことです。
ロスカット・ルールという決済により損失が確定するものの、原則として最低限の資金は残ることになります。
ただし、相場があまりにも急激に予想と反対方向へ進んだ場合は、預けた資産以上の損失が発生する可能性があることにご注意ください。
ロスカット・ルール

口座開設ってどうやるの?

FXを始めるためには口座を開設する必要があります。
外為どっとコムでは、スマホのカメラで本人確認書類と顔写真を撮影するだけで、最短当日(※1)に口座開設を完了させることができます(法人を除く)。もちろん、口座は無料で開設でき、維持手数料などもありません。
※1 満18才以上20才未満のお客様は、同意書等の郵送が必要になるため最短当日でお取引はできません。
ロスカット・ルール