マット今井のトレードアイディア の検索結果:

FX/為替予想「現在のドル/円は『大相場の後の谷間』、軽めのトレードで次のチャンスを待つ」マット今井のトレードアイディア 2022年5月23日

為替相場ですが、全く方向感がなくなってしまいました。一言で言って、相場を動かす材料がないからです。日本の金融緩和継続ももう分かりきったことで、相場を動かす力にはなりません。アメリカも利上げのペースがはっきりして、織り込んでしまっています。次に動くためには、今明らかなこと以上の何か変化が必要です。それまでは、どちらにも動けないということです。大相場の後、或いは谷間にはこういうことがよく起きます。次のチャンスが来るまでは、軽めにトレードしておきたいと思います。 【ドル/円(USD…

FX/為替予想「ドル/円、押し目買いを狙う。ドル高円安トレンドに変化なし」マット今井のトレードアイディア 2022年5月12日

ある一定のトレンドが出来てから、その後方向感がなくなって上下動をする時を踊り場と言いますが、正にドル/円はそういう状況になっています。今までのドル高円安の流れを作った環境に変化はないのですが、市場がそれを織り込んでしまった感じです。ここからは、また新たな材料が必要になってくると思います。それまでは、128.70ー130.70程度のレンジを想定して押し目を狙って買うのが、いいのではないでしょうか。 【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】 「為替チャート|米ドル/円(USD…

FX/為替予想「ドル/円130円は通過点。日銀、これまで以上の緩和姿勢が明確に」(※動画追加)マット今井のトレードアイディア 2022年4月28日

本日の日銀の金融政策決定会合で、「金融市場調節方針を実現するため、10年物国債金利について 0.25%の利回りでの指値オペを、明らかに応札が見込まれない場合を除き、毎営業日、実施することとした。」という文言が付け加えられました。これは、明らかにこれまで以上に金融緩和姿勢を明確にしたもので、急激な円安が進んでいます。これで、更なる円安のスタートだと思います。ドル円も130円は通過点でしょう。 【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】 「為替チャート|米ドル/円(USDJPY…

FX/為替予想「円安を止める有効な手がない…まだまだ円安続く」マット今井のトレードアイディア 2022年4月22日

今週IMF総会に合わせて、アメリカでG7,G20そして日米財務相会談が行われました。そこでは、日本から各国に最近の円安について説明したようですが、理解が得られませんでした。鈴木財務大臣のコメントを見ると、「G7で円安のスピードが速いことを説明した」「イエレン米財務長官との2国間会談を行った。」「金融市場動向と円相場について議論した」「(米財務長官に)直近の円安が急激と数字で示した」と全く中身がありません。つまりアメリカからは理解が得られなかったということです。実際、IMFの高…

FX/為替予想「強烈な円安、ここからは神経戦。ドル/円130円は過去にドル売りあったレベル」マット今井のトレードアイディア 2022年4月20日

アメリカはいよいよ利上げのペースが上がってきます。FOMCのメンバーの人が5月は0.5%の利上げ、6月も0.5%利上げの可能性が高い、というニュアンスの発言をしています。アメリカの10年物国債利回りも3%に近づいてきました。 一方、日本はまた、連日指値オペを実施するそうです。これでは円安は止まりません。ただ、ドル/円130円は過去にもドル売りしたレベルですので、ここからは神経戦です。「ファンダメンタルズのドル円買い」VS「当局からの牽制」。 ドル/円は今後、少し上下動しながら…

FX/為替予想「ドル/円、さすがに上昇早すぎた・・・今後はゆっくりな円安を見込む」マット今井のトレードアイディア 2022年4月14日

まず、結論から。円安の流れに変化はないと思いますが、スピードはかなり鈍化するのではないか。 昨日、ドル円が2015年の高値125.86を上に抜け126円台に一時上昇しました。しかし、すぐに反落しています。これは、動きがかなり短期の投機の影響を受けるようになってきているからです。買い切りのドル買いがしっかり出ている時は、余り反落はしません。投機の円売りも かなり目一杯に近づいているのかもしれません。今後、新規の外貨投資の円売りは出てきますが、それはゆっくりと出てくるので、一気に…

FX/為替予想「5月FOMCでの0.5%利上げがほぼ織りまれる! ドル円はしばらく細かい上下に注意」マット今井のトレードアイディア 2022年4月7日

先日、ブレイナードFRB理事が5月からでも、かなりの規模の資産縮小をする必要があると、金融引き締めに対して積極的な見方を示しました。この人はどちらかと言うと、引き締めに慎重な人だと言われていましたので、市場もやや驚いて反応しました。その後、前回のFOMCの議事録が出ましたが、0.5%利上げすべきだという意見が多かったなど、利上げに積極的な姿勢が分かりましたが、殆ど反応しませんでした。これを見る限り、5月に0.5%利上げすることはほぼ織り込んでしまったということだと思います。だ…

FX/為替予想「4月から新規の外貨投資がスタート。ドル/円は次の局面へ?」マット今井のトレードアイディア 2022年3月31日

今週は、激しく乱高下しました。日銀の指値オペに驚いて、みんな一斉に円売りをしましたが、これがやりすぎで、かえって、ポジション調整の円買いをその後誘発してしまいました。動きが急激なほど、反動も大きいということです。また、期末関連のリパトリ(海外から日本に資金を戻す動き)による円買いが29、30日とかなり出て、円高に拍車をかけました。 明日からは新年度です。一般的に言って、新年度になると、今度は新規の外貨投資が始まりますので、少し局面が変わってくる可能性はあります。 【ドル/円(…

FX/為替予想「ドル/円上昇!『指値オペ』でどうして円安になるのか」マット今井のトレードアイディア 2022年3月28日

本日、日銀が「指値オペ」を実施して、円全面安になっています。では、どうして円安になるのか? 日銀は現在10年もの国債の利回りを0%プラスマイナス0.25%に抑えるという政策をとっています。ここのところの世界的なインフレで日本国債の利回りも0.24%にまで上昇してきています。そこで、日銀は0.25%の利回りでどれだけでも国債を買いますという操作をすることを発表しました。これが「指値オペ」です。無制限に買うということは、利回りを0.25%以上にはしないという日銀の意思表示です。で…

FX/為替予想「本日メキシコ政策金利発表!予想は0.50%の利上げ!!」FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2022年3月24日

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。 高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。 執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉 Twitter:@gaitamesk_naka メキシコ…

FX/為替予想「弱気は無用!ドル/円は125円が視野に」マット今井のトレードアイディア 2022年3月24日

円全面安の展開が続いています。こんな早いスピードで円安が進むともうそろそろ反転するのでは?と思いたくなりますが、私は、円安はまだまだ続くと思います。弱気になる必要はありません。ウクライナ情勢は泥沼化していますが、相場はあまり反応しなくなってきました。そうなると、やはりアメリカと中心に利上げが加速している一方で日本だけが、金融緩和を続けるというメッセージを出していることに注目が集まります。この状況に変化はないどころか、違いが鮮明になってきているわけですから、円高に向かう材料があ…

FX/為替予想「円全面安、ドル/円は120円が視野に」マット今井のトレードアイディア 2022年3月17日

ドル円は、予想通り上昇してきましたが、ペースは予想を上回っています。116円台半ばを上に抜けると海外のファンドなどが一斉にドル円を買い上げたことが原因です。少しペースが速すぎる気もしますが、120円が視野に入ってきました。依然、買い方向でいいと思います。 FOMCでは0.25%の利上げが決定されましたが、これは予想通りで影響はあまりありません。しかし、今後アメリカの金利は上がっていくことが確実です。そんな中、欧州などもアメリカと歩調を合わせて金融引き締めをしており、日本だけが…

FX/為替予想「豪ドル高が続く。資源価格の高止まりが背景に」マット今井のトレードアイディア 2022年3月11日

ドル円ですが、ジリジリと上がってきました。日本の機関投資家がドル円を継続的に買っていることが1つの要因になっているようです。ただ、動きはゆっくりですので、ジリジリと上昇していくイメージです。ポジション調整でユーロが急上昇する局面もありましたが、ウクライナとロシア両国の間に接点はなかなか見つからず、問題はさらに長期化する可能性は益々高くなっています。そのため、基本的に大きな流れは変わらず。特に資源価格が高止まりしているため、それを背景とした豪ドルの堅調さが際立っています。この流…

FX/為替予想「ウクライナ情勢でユーロの下落が鮮明に。豪ドル上昇は続く」マット今井のトレードアイディア 2022年3月4日

予想通りというか、残念ながらというか、ウクライナ情勢は泥沼化してきました。ロシアも国際社会から激しい非難を浴びても一歩も引く様子はありません。緊迫化した状態は今後も続く公算が高くなってきました。そういう中で、ウクライナに近い地域であるユーロ圏のユーロが下落傾向がより鮮明になっています。この流れはまだ続くでしょう。中期的にはユーロドルは1.06台を目指す可能性もあると考えています。ドル円は114円台か115円台のレンジから抜け出せない状態になってきていますが、ここから抜け出すの…

FX/為替予想「相場の反発に備えよ。ウクライナ侵攻によるリスクオフは長続きせず」マット今井のトレードアイディア 2022年2月24日

とうとう、ロシアのプーチン大統領がウクライナに軍事行動にでました。リスクオフの円高、そして、地理的に近いということで、ユーロ安となり、結果としてユーロ円が一番下落しています。これまでの経験上、こうした事案の影響は長続きしないというのが定番ですが、まだ始まったばかりですので、警戒しながら、慎重に取引をしてください。今は、全面的に円高になっていますが、この動きは長くは続かないでしょう。落ち着いてくれば、元に戻っていくと思います。 【ユーロ/円(EUR/JPY) 日足チャート】 「…

FX/為替予想「ウクライナ情勢、不安定な相場続きそう。こんな時は短期トレードで」マット今井のトレードアイディア 2022年2月18日

金融市場はウクライナ情勢一色になってきました。ここ1週間をみていると、軍事侵攻の可能性が高まったという報道と、可能性が低くなっているという報道が交互にでてくる状態が続いています。ロシアも欧米諸国も引くに引けない、しかし、前にも進めないという袋小路に入っているので、こうした状態になっているのだと思います。この状態はまだしばらく続くと思えてきました。FX市場でも、円高、円安と目まぐるしく変わる情勢が続くと考えておいたほうがよさそうです。どちらに方向を決めないで、出てきたニュースに…

FX/為替予想「万一『ロシアがウクライナに侵攻』の際は、ユーロ/円が一番下げそう」マット今井のトレードアイディア 2022年2月14日

ウクライナ情勢が緊迫化してきました。いわゆる地政学リスクというものです。もし、ロシアが本当にウクライナに軍事侵攻をしたら、欧米諸国はウクライナを助けるために軍隊を派遣するでしょう。そうなると衝突は避けられず、各国の株価は下落し、FX市場では円高になります。特に地理的に近いユーロが下落する可能性が高いので、ユーロ円が一番下落する可能性が高いと思います。 【ユーロ/円(EUR/JPY) 日足チャート】 「為替チャート|米ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら 「高機能チャー…

FX/為替予想「ドル高トレンド再開 ドル円は116円が視野に。金利上昇を市場が冷静に判断」マット今井のトレードアイディア 2022年2月10日

この1週間で、金利と株価の関係に大きな変化が出て来ています。これまでは金利上昇→株価下落→リスクオフからの円高というという展開となっていました。しかし、ここ1週間ほどでこの関係に変化が出てきました。現在は金利上昇→株価上昇→円安に変わってきました。株価が金利上昇に耐えられると市場が冷静に判断してきたということだと思います。ここからですが、ドル高にまた戻るのではないかと思います。株があまり下がらないということであれば、円高になるリスクがかなり軽減されることになります。そうすると…

FX/為替予想「ドル円『ミニジェットコースター相場』を乗りこなす方法」マット今井のトレードアイディア 2022年2月3日

「ミニジェットコースター相場」まさに、今はこの表現がピッタリなFX市場です。ドル円を例にとってみると、116円から113円50銭まで下落→115円台に上昇→また113円50銭近辺まで下落→115円65銭まで上昇→114円台前半まで下落 これが、ここ1か月の動きです。どうしてこんな動きになっているのか? それはアメリカの金融引き締めが本格化している中で、アメリカの金利上昇からのドル高期待と、金利上昇がもたらす株の下落による円買いというプラスマイナスの見方が交錯しているので、どう…

FX/為替予想「FOMC消化、ドル高の方向に戻るという可能性が高まった」マット今井のトレードアイディア 2022年1月27日

FOMCが開催されました。今回は政策金利を据え置きましたが、「FF金利の目標レンジを引き上げることがまもなく適切になると予測している」と言っています。これで、3月のFOMCでの利上げはほぼ確実になりました。発表を受けての金融市場の反応ですが、NYダウはやや下落、長期金利は上昇、FX市場は、株価の下落がそれほどでもなかったので、円高にはならず、全体的にドル高になる展開となりました。FOMCの開催前にNYダウ平均株価が1日のうちに急落して、一気に戻すという動きを2日連続でしていた…

FX/為替予想「クロス円下落サイン点灯 ドル/円買いは慎重に」マット今井のトレードアイディア 2022年1月21日

世界的に株価が不安定になってきました。その結果、FX市場では株安→リスクオフの懸念→円買いといういつもの連鎖が起きています。ユーロ円のチャートが下に抜けてきています。また、ポンド円のチャートも下に抜けてきました。クロス円は更なる下落のリスクがあります。ドル円はそこまでは落ちないと思いますが、クロス円の売り(円買い)の影響を受けますので、当面買うのは慎重にしたほうがいいかと思います。 【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】 【ユーロ/円(EUR/JPY) 日足チャート】 …

FX予想「ドル/円 予想外の下落!ただ113.60円前後が底堅い」マット今井のトレードアイディア 2022年1月14日

この1週間の動きは、正直に言って私にとっては、予想外の展開となりました。アメリカの消費者物価指数(CPI)も年率で7%と市場予想と同じでしたが、ここでも市場は失望感からドルは売られました。それまでアメリカの金利上昇を期待しする中、ドル円はそれまでの心理的な高値、つまり壁になっていた115円半ばを上に抜けた動きを見て、私自身も含めて多くの市場参加者が、これはドル円の更なる上昇の始まりだと期待をしました。そういう状況の中で、CPIが予想通りの結果となったことに対してがっかりしてし…

FX予想「ドル高のレールが敷かれた」マット今井のトレードアイディア 2022年1月6日

FBRは5日、2021年12月14-15日に開催されたFOMCの議事録を発表しました。とても重要なことが色々載っています。FOMCは、インフレと雇用状況が最大のポイントとしていますが、インフレに関してはすでに過熱気味という認識を持っていて、雇用に関しては「現在の改善ペースが続けば、労働市場は急速に最大雇用に近づく」と指摘しています。つまり従来の想定より早い時期に、また早いペースで利上げすることが正当化されるかもしれないとの判断に傾いているようです。全体的にFOMCのメンバーが…

FX予想「ゆっくり118円を目指す」マット今井のトレードアイディア 2022年1月4日

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年末に予想したとおり、全体的に円安傾向となり、クロス円も軒並み上昇しています。この傾向は続く可能性が高いとは思っていますが、一気にはいかないでしょう。少し回転売買をしたほうがいいと思います。通貨としては、やはりドル円でのドル買い円売りが一番安心感があります。前回の高値115.50近辺を抜けていくと、ゆっくりですが、118円を目指す展開になる可能性もでてきます。 【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】 【キャンペ…

2021年にマネ育チャンネルでもっとも読まれたFXの記事は?人気記事TOP10

マネ育チャンネル。FXトレードに役立つ為替レートからFX初心者にうれしいノウハウ記事、そして先輩トレーダーのインタビューなど毎日たくさんの記事を公開しています。 今回はその中でも特に読まれたトップ10の記事をまとめました。 まとめ 公開した記事の全体を集計しましたが、2021年は米ドル円や豪ドル円、トルコリラへの関心が高かったことが伺えました。また、日本の政局と為替相場にも高い関心が寄せられたようです。 これらを踏まえ、今後も読者の個人投資家のみなさんへ有益な情報を発信してい…

FX予想「ドル円の買いに安心感」マット今井のトレードアイディア 2021年12月24日

クリスマス休暇が終わると、金融市場も本格的に稼働してくる。最も影響が心配されていたオミクロン株についてですが、予想通り、感染力が従来のウイルスに比べて遥かに大きいことが明らかになった。ただ、オミクロン株の感染が最初に広がった南アフリカでは、もうすでに1日に新規感染者が減少傾向にある。また、デルタ株に比べて、重症化リスクが低いこともこれまでの症例から何となく分かってきている。全体が何となく分かってきたため、市場も落ち着いてきた。全体的にみて、やはりドル円の買いに安心感がある。1…

FX予想「ドル/円の買いが1番良さそうだ」マット今井のトレードアイディア 2021年12月16日

昨日FOMCが開催された。まず、テーパリングのペースを倍増し、終了時期の想定を2022年6月から同3月へ前倒しした。委員らが示したドット・チャートでは、22年の利上げ回数が前回の1回から3回に引き上げられた。決定は予想通りだったので、全体的なドル高は一瞬で終わった。その代わり、株高からの円安が進み、ドル円も114円台に戻った。一旦大きなイベントが終わったので、動きは鈍くなるが、ドル安方向にはいかないだろう。オミクロン株が心配だが、それが酷くなければ円安も続くだろう。ドル円の買…

FX予想「米CPIが高水準なのにドル売り その理由は」マット今井のトレードアイディア 2021年12月13日

先週末アメリカの消費者物価指数11月分が発表された。年率で6.9%と39年ぶりの高い水準だったにもかかわらず、金利はやや低下し、ドルも下落してしまった。その理由を考えてみる。先月のアメリカの消費者物価指数10月分は、6.2%と31年ぶりの高い水準となり、金利も上昇、ドルも買われた。これは、数字が高かっただけではなく、事前予想が5.9%でそれを上回っていたことも影響している。今回は、先月を上回る6.9%であったが、事前予想も6.9%だったことが大きい。先月のCPIで金利が急上昇…

「米FOMCに超注目。金融引き締め示唆ならドル高につながる公算。オミクロン株への過度な懸念は後退」マット今井のトレードアイディア 2021年12月9日

世界中を不安に陥れたオミクロン株だが、おぼろげながら、その正体が見えつつある。確かにオミクロン株は従来のウイルス以上に感染力が強いで、かつワクチンを2回以上接種している人も感染しているケースが多発している。しかし、一方で、オミクロン株に感染した人の中で、重症化した人の報告が殆どないことから考えると、有毒性はそれほど強くなさそうだということも分かってきている。また、アメリカのファイザー社は、3度目のワクチン接種をすれば、オミクロン株にはかなり有効性が高まる可能性が高いと発表した…

「ドル/円の乱高下、オミクロンの正体判明まで」マット今井のトレードアイディア 2021年12月3日

オミクロンが発見されてから数日が経った。株安、円高の動きも一旦落ち着きを見せている。しかし、これで、また元の方向に戻っていくわけではない。オミクロンの正体がまだはっきりしないからだ。仮にデルタ株程度のものであるということになれば、株も上昇し、円安、そしてドル高に戻る。ドル円も115円を越えてくると思う。しかし、新たな渡航制限やロックダウンをずっと講じなけれならないほど悪性のものであるということになると、世界経済に大きなマイナスとなる。その場合は株はさらに売れて、円高が進むだろ…

「FX初心者必見!プロトレーダーの失敗回避手法 PART3」まんが!週刊FX 2021年11月26日号

…編) 【WEB記事】マット今井のトレードアイディア 【動画】マット今井 実践トレードのつぼ 【動画】FX初心者に伝えたい【FXトレーダー塾】 損をすることを受け入れないとダメ とにかくやってみる!【川合美智子氏】 次に紹介するのは、テクニカル分析で個人投資家から高い評価を受けている外国為替ストラテジストの「川合美智子」さんの失敗回避手法なのだ! 川合美智子氏ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ代表取締役/外国為替ストラテジスト旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年…

「ドル高が鮮明 次の目標はドル/円118円」マット今井のトレードアイディア 2021年11月25日

今週の一番のニュースは、何と言ってもアメリカFRBの議長人事。候補者は、パウエル現FRB議長と、ブレイナード現FRB理事の2人でブレイナードさんは、ハト派、つまり金融引き締めに対して慎重だと見られていて、彼女が新しいFRB議長に選ばれれば、ドルは下落するのではないかと言われていました。しかし、バイデン大統領は、継続性を重視して、パウエルさんの再任を選択しました。更に、その後の記者会見で、パウエルFRB議長は、インフレを抑えることに強い意欲を示しています。FRBが24日に発表し…

「ドル高傾向継続。安易なトルコリラ買いは危険」マット今井のトレードアイディア 2021年11月18日

全体としてはドル高傾向が続いています。ユーロドルの動きです。ユーロドルは先週までも下落傾向が続いていましたが、今週に入ると一時1.12台にまで下落する局面がありました。その後は少し戻っていますが、その戻りの勢いも弱い感じで、全体的に見れば軟調に推移しています。これは、まだ下がる余地はあると思います。次にドル円です。ドル円は今週に入って、114.70-75を上に抜け2017年以来の高値をつけました。チャートポイントを上に抜けて一気に上昇していくのか思われましたが、今のところそう…

FX予想「結局ドル高ということ CPIショックでドル/円上昇」マット今井のトレードアイディア 2021年11月12日

今週は、流れを大きく変える発表がありました。米労働省が発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で6.2%上昇と9月の5.4%から加速しました。これは1990年11月以来約31年ぶりの高い水準となりました。これを受けて、再びアメリカの長期金利が急上昇しました。現在のFX相場はアメリカの金利の動きに大きな影響を受けていますので、長期金利の上昇に伴って一転してまたドル高相場に転換してきています。私自身もドル円のチャートが一時的に下抜けしたときに、もう少し調整でドルが落ち…

FX予想「きょう米雇用統計 ただFOMCを終え材料で尽くし感が広がっている」マット今井のトレードアイディア 2021年11月5日

今週はFOMCがありました。事前予想の通り、政策金利を据え置いた上で、テーパリング(資産購入の段階的縮小)の開始を決定しました。現在は月額1200億ドルのペースで進めている資産購入について、11月から毎月150億ドルずつ減額をしていく方針を示しました。FOMCの声明文では、インフレの加速について、前回は「一時的な要因」という表現になっていたものを、今回は「一時的と予想される要因」という表現に変えていますが、それほど大きな違いではないと思います。また、FOMC後の会見でパウエル…

「ポジション調整を経てドル高がまだ続く可能性が高い」マット今井のトレードアイディア 2021年10月14日

昨日FRBが9月21-22日分のFOMC議事要旨を公表しました。その中には非常に具体的な内容が書かれていました。「11月の次回会合でテーパリング(量的緩和の縮小)開始を決めた場合、11月中旬か12月中旬に始めることができる」と議論したとありました。またテーパリングでは国債が月額100億ドル、MBSが月額50億ドルで実施される方針も議論したことも明らかになりました。こうした内容が出てきたことにより、テーパリングのスケジュール感がはっきりしたということで、発表後は材料出尽くし感か…

FX予想「ドル/円は114円台を目指す」マット今井のトレードアイディア 2021年10月8日

ドル円はやはり、112円台は一旦壁になりました。中国の恒大集団のデフォルト騒ぎや、アメリカの債務問題などによる世界的な株安に加え、岸田内閣誕生への期待感が高まらなかったこともあって、FX市場ではリスクオフからの円高という現象が起きました。ドル円、クロス円ともに円高が進んできました。しかし、これも、私は一時的な現象だと考えています。特にドル円は一時112円台をつけたことで、一時的に達成感が出てしまい、その後利食いを誘った面もありました。しかし、FX市場全体を見ると、円高が進行し…

FX予想「ドル高が続く前提で、ドル買いトレード」マット今井のトレードアイディア 2021年10月1日

先週予想した通りの展開になってきています。ある意味、最近にない分かりやすい相場です。ドル高相場継続と見ておきます。ドル円は今年の高値を上に抜けてきました。112円台は昨年の始めごろ以来です。そのときの高値が112.22円などで、その辺りはしばらく攻防が続くと思います。そのレベルと上に抜けていくと次の目標は114円台半ば辺りだと思います。ユーロ/ドルですが、2020年につけた安値1.1602を下に抜けています。ひょっとすると、過去の上昇の起点であった1.06台まで下落する大相場…

FX予想「FOMCで米金融政策の方向が明確に。引き続きドル買い」マット今井のトレードアイディア 2021年9月25日

9月21~22日開催のFOMCにおいて「経済活動が予想通り進めば資産購入ペースを緩めることが早急に十分な根拠を得るだろう。」とテーパリングの開始が示唆されました、FRBのパウエル議長はFOMC後の記者会見で、テーパリングの開始を11月に開催される次回のFOMCで決定する見通しを示しています。 また、今回のFOMCでは参加者18人がそれぞれ中期の経済・政策見通しを提示しました。その中で、2022年に利上げを見込むのは9人となり、利上げによってゼロ金利を解除する見通しが中央値とな…

FX予想「リスクオフは一時的。やっぱりドル買い」マット今井のトレードアイディア 2021年9月19日

今週、中国の大手不動産会社、中国恒大集団が経営危機に直面しているというニュースで、市場は一時リスクオフモードに入り、FX市場でもドル円は一時109円直前の水準にまで円高が進みましたが、時間の経過と共に、市場も冷静さを取り戻し、現在はまた元の水準に向かってゆっくりと動いています。アメリカの景気動向ですが、9月のNY連銀製造業景気指数が35.3と市場予想の18を大きく上回りました。また、米小売売上高の前月比も0.7%のプラス、9月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数も30.7と…

FX予想「米景気の腰折れリスクは少ない」マット今井のトレードアイディア 2021年9月10日

ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演の内容を受けて、金融市場では、年内にはテーパリングが始まる可能性はあるものの、次回のFOMCでは、まだ決まらないだろうという見方が広がっています。更には、先週発表された雇用統計が、いまいちパッとしない結果となってしまったので、余計に直ぐのテーパリングはなさそうだなというムードになっています。ちなみに、次回のFOMCは9月21-22日です。大きな変化はないかもしれませんが、注目度は高いので、頭に入れておいてください。 雇用統計はパッと…

FX予想「なぜドル高にならないのか」マット今井のトレードアイディア 2021年9月3日

先週まで、アメリカの金融政策に変化が出てきて、これから基本的にはドル高の展開になる可能性が高いという話をしてきましたが、この1週間を見ると、なかなかそういう動きになっていません。どうしてか? ドル高の流れを止めることになったのは、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言でした。このジャクソンホールでの会議が行われる前に、多くのFRB関係者が年内のテーパリングの可能性に言及していたので、パウエルFRB議長が何かそれについて具体的な話をするのではないかという期待感が高まっ…

「ドル/円は緩やかながら112円台へ」マット今井のトレードアイディア 2021年8月19日

今週発表された7月27日、28日のFOMC議事録には殆どのメンバーが今年年内のテーパリング(債券購入の規模段階的縮小)を支持していたということが記されていました。つまり、先週ご紹介しましたFOMCの関係者の発言が、FOMCの中で議論されたことに平仄(ひょうそく)を合わせた形になっていることが確認されたわけです。 これだけ、金融政策についてはっきりした変更が示唆されたことは本当に久しぶりです。ですから、これをきっかけにして1つの流れ、つまり、長期金利上昇とドル高相場が出来てきて…

「FOMCメンバーに変化が ようやくドル高の流れに」マット今井のトレードアイディア 2021年8月14日

先週から、1つ大きな動きがあります。FOMCのメンバーが相次いで、年内に債券購入のテーパリング(段階的縮小)をFOMCで決定すべきだという内容の発言をしています。最初に発言をしたのが、クラリダFRB副議長です。彼は、8月4日にこう発言しました。 「米経済が金融当局の予想通りに推移した場合、当局は債券購入のテーパリング(段階的縮小)について年内に発表し、2023年には利上げを開始する」 その後もウォーラーFRB理事、ボスティック・アトランタ連銀総裁、バーキン・リッチモンド地区連…

「ドル円は108円台で押し目買い!重要なのは米長期金利」マット今井のトレードアイディア 2021年8月5日

足元の相場を見ると、今週はドル円の108円台の堅さが目立っていたのではないかと思います。ドル円は、今のところ、大きくとっても108-111円のレンジだと思います。ドル円の押し目買いを基本戦略としておきたいと思います。特に、108円台はしっかり買っておきたい水準です。 今後の展開ですが、やはりアメリカの長期金利が重要だと思います。アメリカの景気が回復してきているにも関わらず、長期金利が低下傾向にあるのは、なんとも不可思議です。この流れを変えれるとしたら、雇用環境の改善しかないと…

「マーケットの“迷い”が感じられる ユーロ/ドルはショートで 」マット今井のトレードアイディア 2021年7月21日

益々分かりにくい相場展開となってきました。私は、基本的にはアメリカの景気回復から長期金利上昇、ドル高という流れがいずれやってくるという考えで見てきましたが、ここのところの相場展開を見ると、全くそういう気配すら感じない相場展開になってきています。株価がそんなに下がっていないのに、クロス円は崩れる。アメリカの長期金利は低下していくのに、ユーロ/ドル、ポンド/ドルなどではドル高になる。摩訶不思議です。みんな迷っているということでしょう。原油や金などの市場も非常に不安定です。 そこで…

「本格的なドル高を待ち構える 当面は押し目買いトレードで」マット今井のトレードアイディア 2021年7月15日

今週は、アメリカ消費者物価CPI6月分が発表になりました。結果は、前月比0.9%の上昇と13年ぶりの高い水準となりました。これを受けて、アメリカの長期金利が上昇し、FX市場ではドル高の展開となる局面がありました。ただ、この物価指数への反応も一時的なものに終わっています。それは、市場関係者がこの流れが本格的になるのかを疑っているからです。ですから、もう少し長い期間に渡って結果を見てみないと完全には信用できないと市場が考えているということだと思います。 しかし、何度も申し上げてい…

「リスクオフは一時的? ドル/円110円台での押し目買いも面白い」マット今井のトレードアイディア 2021年7月7日

期待していた米雇用統計ですが、ダメでした。非農業部門就業者数は予想の70万人増加を上回る85万人の増加となったのですが、失業率が5.9%と予想の5.7%より悪くなっていたことです。1つの結果は良かったのに、もう1つが悪かったことで相殺されてしまったこと、指標の発表直前では一部で実は100万人増加ぐらいの数字が出るのはないかという噂が結構流れてしましたことで、ドル高の流れは作れませんでした。 それ以外では2年8か月ぶりの高値をつけていた原油価格が、OPECとロシアなどで構成され…

「予想通りのドル高 米雇用統計次第でドル/円112円も」マット今井のトレードアイディア 2021年7月2日

ここに来て、ようやく全体的にドル高傾向が鮮明になってきました。ドル高予想をずっとしてきた私としては、ようやくという感じです。 さて、このドル高の動きが今後本格化していくのかどうかを占うのが7月2日に発表されるアメリカの雇用統計の結果です。これまでの数ヶ月間、雇用統計に結果は何度もその予想を下回り、市場関係者をがっかりさせてきました、その原因といわれているのが、アメリカの失業手当があまりに充実していて、また働く気が起きないということでした。こうした課題に対して、各州は6月に入っ…

「"過剰反応"で株価乱高下 ドルが優位は変わらず」マット今井のトレードアイディア 2021年6月24日

FOMCからしばらくは、金利上昇期待からドル高という展開。それと同時に、株式市場下落からリスクオフの連鎖で円全面高という展開も同時に起きています。 しかし、アメリカの長期金利の反応がいまいちでした。10年物国債の利回りは、1.5%をしっかりと上に抜けていくことができず、その近辺でうろうろしています。その後は、はしゃぎすぎた反動で、株価が反発し、円安方向に転換しました。久しぶりの目新しい材料に過剰反応してしまったということでしょう。 ただ、私は、FOMCでそれまでと違った見方が…