
午前の為替予想は… 米雇用統計はFRBの早期利上げを巡り平均時給に焦点
作成日時 :2026年10月2日7時40分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
ドル円予想レンジ
157.200-159.000円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇。日銀が発表した9月の金融政策決定会合における主な意見や全国企業短期経済観測調査(短観)の結果を受けて、日銀の早期利上げ期待が後退したことで円が売られたほか、米長期金利の上昇を背景としたドル買いもあり、一時158.46円前後まで上昇した。もっとも政府・日銀による円買い介入への警戒感も強く、米長期金利が下落に転じたこともあり157.24円前後まで急落する場面も見られた。
9月30日に発表された米8月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)ではインフレの加速が確認されなかったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ期待は後退している。ただ、イラン情勢の先行きが見通せない中、原油価格が高止まりしていることで長期的なインフレ懸念は残っており、米10年債利回りは2002年以来の水準まで上昇する場面も見られた。本日発表される米9月雇用統計では雇用者数の増減だけでなく、賃金の伸びを示す平均時給にも注目したい。雇用が堅調で、賃金の伸びも強ければ、インフレへの警戒感が高まり、FRBによる利上げ期待が強まる可能性がある。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
