今晩のNY株式市場は、新たな四半期および10月相場の初日を迎えるなか、底堅い展開が見込まれる。10月は歴史的に株価が上昇しやすい季節性があり、本格化する決算発表に対する業績期待も下値を支える要素となる。一方で、米10年債利回りが5.3%近辺の高水準で推移しており、金利の高止まりが引き続き上値を抑える懸念がある。市場の関心は今晩発表される9月ISM製造業景況指数(PMI)や新規失業保険申請件数に集まる。週末の9月雇用統計を控えるなか、経済指標を通じて景気や雇用の動向が示されるか、金利の反応とともに注目される。
今晩の米経済指標・イベントは9月ISM製造業PMI、新規失業保険申請件数のほか、9月S&Pグローバル製造業PMI確定値 など。このほかジェファーソンFRB副議長、ボウマンFRB副議長、ウォラーFRB理事、クックFRB理事、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁、コリンズ米ボストン連銀総裁、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁などFRB高官の発言も多数予定されている。企業決算は寄り前にマコーミック、アクセンチュア、引け後にナイキなどが発表予定。
(執筆:10月1日、14:00)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
