
東京市場は一進一退か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落し、ナスダックが上昇した。ダウ平均は443ドル安の50906ドルで取引を終えた。8月の米個人消費支出(PCE)価格指数が市場予想を下回り、早期の利上げ観測が後退したことで買われる場面もあった。しかし、これを受けても米10年債利回りが上昇したことが嫌気されてマイナス圏に沈み、安値引けとなった。一方、アップルやエヌビディアなどハイテク株には買われているものが多く、ナスダックはダウ平均同様に安値引けではあったものの、プラスを確保した。ドル円は足元157円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大阪日中終値と比べて35円安の67115円、ドル建てが10円安の67140円で取引を終えた。
マイクロン・テクノロジーが米国の引け後に決算を発表しており、良好な内容が確認できたが、時間外の株価はいったん上昇した後、失速して下げに転じる動きも見られる。米3指数の方向がそろっておらず、注目されたマイクロンの時間外の反応も微妙であったことから、日本株は方向感が出づらいと予想する。ナスダック高を受けてハイテク株の相対優位が見込まれるし、ハイテク株が案外となるなら、米長期金利の上昇を手がかりに金融株の深堀りが進む公算が大きい。これらの点から下値は限られるとみる。一方、本日の米国市場でマイクロンやAI関連がどう動くかを見極めたい局面でもあり、上値も限定的となるだろう、日経平均の予想レンジは66300-67300円。
(金)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ