東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1127/値下がり368。ソフトバンクグループが6%を超える上昇となったほか、古河電工、住友電工、フジクラの電線大手3社が大幅上昇。三菱UFJやみずほFGなど銀行株が強く、ほくほくFGなど地銀株にも資金が向かった。商社株の動きも良く、三井物産、三菱商事、伊藤忠、住友商事、丸紅の大手5社がそろって2%台の上昇。株主優待制度を導入すると発表したT&Gニーズが急騰した。
一方、コーエーテクモ、スクエニ、カプコンなどゲーム株が逆行安。ラクス、フリー、SansanなどSaaS関連に下落銘柄が多かった。決算が失望を誘ったフィードフォースGやDCMHDが大幅安。足元で人気化していた直近上場銘柄からは資金が抜けており、Skyfallやレイヤードは一時ストップ高となったものの下落で終えた。
日経平均は大幅高。9時台に4桁高となったところでいったん上値が重くなったが、後場に入ってもうひと伸びがあった。前場では超えられなかった75日線(66671円、30日時点)を終値ではきっちり上回っている。後場が強いと売り急ぎは抑制される。9月最終日を非常に良い形で締めくくっただけに、10月の良好なスタートに期待したいところだ。
本日の米国では注目度の高い経済指標の発表が多く、引け後にはマイクロン・テクノロジーが決算発表を予定している。きょうは米国株安を受けても上昇したが、あすは米国動向やマイクロンの時間外の株価反応に翻弄されることになるだろう。足元のAI関連は決算が買い材料とならないことも多いが、売りを相当程度こなしたように見える銘柄も多いだけに、そろそろ良い流れが出てきても驚きはない。日経平均はきょうの高値が66946円まであった。あすは67000円を上回ることができるかに注目したい。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
