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FX個人投資家動向|欧州・オセアニア通貨のショートが減少、原油安・米タカ派緩和でドル円軟化 2026年9月30日

 

前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。

作成日時:2026年9月30日 15:10

9月29日〜9月30日のドル円市況|原油安・早期の米利上げ期待後退で下落

9月29日、米金利の上昇を材料に、ドル円は157.717円まで上昇した。しかし、ウィリアムズNY連銀総裁が「経済が見通しに沿うなら年内あと1回の利上げが適切になるかもしれない」「9月の利上げ後、急いで対応する必要はない」と述べ、利上げを急がない姿勢を示したことで、ドル円は上値が重くなった。また、サウジアラビアの東西をつなぐパイプラインが復旧し、紅海側での原油積み出しが再開したこともドル円の上値を抑制した。

9月30日、原油価格の低下や米国の10月追加利上げ期待が後退する中、ドル売りが強まり、ストップ売りも巻き込んでドル円は156.375円まで下落した。ただ、押し目では買い拾う動きも見られ、下げ一巡後は157.00円付近へ戻した。

ドル円 60分足チャート 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

ドル円 60分足チャート 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

FX取引金額と個人投資家ポジション動向|次の材料待ちで取引は低迷

為替市場全体が次の材料待ちとなる中で、取引金額は前日比・20日平均比ともに2桁減となり、投資家の取引意欲は高まらなかった。建玉全体は買いが約6割を占め、依然として買いが優勢となった。

■取引金額
上段:前日比
下段:過去20営業日平均比
■売建玉
上段:前日比
下段:比率
■買建玉
上段:前日比
下段:比率
-14.2% -1.1% 0.5%
-29.4% 41% 59%

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額

市場シェア上位通貨ペア|ドル円のシェアが後退

ドル円(USD/JPY)の市場シェアは78.1%と高いものの、前日比では2.7%低下した。一方、豪ドル円(AUD/JPY)やメキシコペソ円(MXN/JPY)など資源国・高金利通貨への分散が見られた。

順位 通貨ペア 市場シェア 前日比
1位 USD/JPY 78.1% -2.7%
2位 MXN/JPY 8.9% 0.6%
3位 AUD/JPY 4.6% 1.7%
4位 TRY/JPY 1.4% -0.6%
5位 EUR/USD 1.3% 0.6%
6位 EUR/JPY 1.1% 0.2%
7位 AUD/USD 1.1% 0.9%
8位 GBP/JPY 1.1% -0.2%
9位 ZAR/JPY 0.8% -0.1%
10位 NZD/JPY 0.5% -0.2%

※外貨ネクストネオ取り扱い42通貨ペアのうち、上位10通貨ペア

主要通貨ペアのポジション増減|欧州とオセアニア通貨でショートが減少

欧州・オセアニアのクロス円で売ポジション(ショート)が減少した。一方で、ドル円(USD/JPY)は売り買いともに減少し手仕舞いが優勢となった。

通貨ペア 売ポジション(Short) 買ポジション(Long)
USD/JPY -2.0% -1.0%
EUR/JPY -4.2% 4.4%
EUR/USD -3.2% 4.2%
GBP/JPY -9.1% 3.6%
AUD/JPY -5.7% 3.5%
NZD/JPY -20.6% 1.5%
ZAR/JPY 0.9% 0.3%
TRY/JPY 3.7% 0.5%
CNH/JPY 0.5% -0.3%
MXN/JPY -7.8% -3.0%
SGD/JPY -0.1% -1.0%