東証プライムの騰落銘柄数は値上がり468/値下がり1039。みずほFGや三井住友など銀行株が上昇。CCIGや33FGなど地銀グループ株に強い動きが見られた。コロワイドやF&LCなど外食株の一角が大幅上昇。北海道電力の上方修正を受けて、同社に加えて四国電力や北陸電力など電力株の多くに資金が向かった。
一方、キオクシアHDが4%を超える下落。AI関連ではイビデン、レーザーテック、ソシオネクストなどの下げが大きかった。証券会社が目標株価を引き下げた中外製薬が3.8%安。一部メディアで社長の解任観測が報じられたニデックがストップ安となった。
日経平均は一時67000円を上回ったが、その後は売りに押されて終値では66000円を下回った。75日線(66635円、28日時点、以下同じ)も一時上回ったが、ここで到達感が出てきたような動きとなっている。節目を超えた際には上昇に弾みがついてほしかっただけに、安値引けは印象が良くない。目先は再度上を試す動きが見られても、75日線や67000円近辺では戻り売りが出やすくなると思われる。
あすは9月の権利落ち日で、理論上は配当や優待に手厚い銘柄ほど見た目の水準が切り下がる。海外からの追い風がなければ、多くの銘柄が下落することになるだろう。5日線(65382円)と25日線(65296円)が近い位置にあるだけに、下げた場合には65300円辺りで切り返す動きが見られるかどうかが注目される。東京海上HD(1:15)やキオクシアHD(1:3)など、大型の分割を発表した銘柄の売買が活況となるかといった点にも注意を払っておきたい。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
