前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。
作成日時:2026年9月28日 15:10
9月25日〜9月28日のドル円市況|円安牽制でドル円反落も、中東情勢の不透明感で下値は限定的
9月25日、22日の日米首脳会談で「トランプ米大統領から円安への懸念が示された」ほか、25日の日米財務相オンライン会談で「円の過小評価は問題である」との共通認識を日米で確認したことが伝えられると、ドル円は156.930円まで下落した。その後、下げ渋ったものの、157.40円台で上値が抑えられるなど、戻りは鈍かった。
9月28日、ホルムズ海峡の通航再開や戦闘終了に向けたイランの和平協議案に対し、トランプ米大統領が拒否したとの一部報道を受けると、原油価格が反発。米長期金利が5.2%台へ戻す中、ドル円も157.860円まで上昇した。

FX取引金額と個人投資家ポジション動向|取引額は増加
取引金額は前日比+24.0%、20日平均比+17.8%と、取引は活況だった。建玉は売りが10.8%減少した一方で買いが8.1%増加し、保有比率は「買59%:売41%」と買い優勢に傾いた。
| ■取引金額 上段:前日比 下段:過去20営業日平均比 |
■売建玉 上段:前日比 下段:比率 |
■買建玉 上段:前日比 下段:比率 |
|---|---|---|
| 24.0% | -10.8% | 8.1% |
| 17.8% | 41% | 59% |
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額
市場シェア上位通貨ペア|ドル円の一極集中が進む
ドル円(USD/JPY)の取引シェアは前日比+3.0%の85.8%へ上昇し、一極集中が進んだ。他のクロス円やドルストレートは軒並みシェアを落とし、投資家の関心と資金がドル円に集約された。
| 順位 | 通貨ペア | 市場シェア | 前日比 |
|---|---|---|---|
| 1位 | USD/JPY | 85.8% | 3.0% |
| 2位 | MXN/JPY | 5.2% | -1.0% |
| 3位 | AUD/JPY | 2.2% | -0.4% |
| 4位 | TRY/JPY | 2.0% | 0.1% |
| 5位 | GBP/JPY | 0.9% | 0.0% |
| 6位 | EUR/JPY | 0.7% | -0.1% |
| 7位 | ZAR/JPY | 0.7% | -0.3% |
| 8位 | NZD/JPY | 0.6% | -0.1% |
| 9位 | EUR/USD | 0.5% | -0.2% |
| 10位 | CHF/JPY | 0.4% | -0.3% |
※外貨ネクストネオ取り扱い42通貨ペアのうち、上位10通貨ペア
主要通貨ペアのポジション増減|ドルの安値を拾う動きが優勢に
ドル円(USD/JPY)では売ポジション(ショート)が22.0%急減し、買ポジション(ロング)が19.1%急増した。一方で、ユーロドル(EUR/USD)はショートが+8.1%、ロングが-16.7%となり、ドル安が進展する中で個人投資家はドルを買う動きを強めた。
| 通貨ペア | 売ポジション(Short) | 買ポジション(Long) |
|---|---|---|
| USD/JPY | -22.0% | 19.1% |
| EUR/JPY | -8.1% | 1.5% |
| EUR/USD | 8.1% | -16.7% |
| GBP/JPY | -11.5% | 3.8% |
| AUD/JPY | -2.8% | 4.7% |
| NZD/JPY | -6.1% | 3.2% |
| ZAR/JPY | -1.3% | -0.1% |
| TRY/JPY | -23.0% | 0.1% |
| CNH/JPY | -5.1% | 6.7% |
| MXN/JPY | -7.0% | 0.3% |
| SGD/JPY | 0.3% | 8.5% |
