東証プライムの売買代金は概算で9兆2000億円。業種別ではゴム製品、精密機器、電気機器などが上昇した一方、サービス、電気・ガス、保険などが下落した。オーディオストックやKOMPEITO(コンペイトウ)など直近上昇銘柄に資金が向かっており、akippa(アキッパ)がストップ高。半面、証券会社がレーティングを引き下げた太陽誘電は、AI関連に流れが向いた中でも4%を超える下落となった。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり674/値下がり838。AI関連ではソシオネクストやイビデンの動きの良さが目立った。アドバンテストやKOKUSAIなど半導体株が大幅上昇。SCREENは自身のインド進出に関する報道も買い材料となった。証券会社が目標株価を引き上げたウシオ電機が急騰。証券会社の新規カバレッジが入ったティアフォーが急伸し、ヴィッツやモルフォなど自動運転関連が物色された。
一方、リクルートHDが7%を超える下落。みずほFG、MS&AD、第一ライフなど金融株が弱く、下方修正を発表したアドバンスクリエイトが急落した。原油価格の下落を受けてINPEXや石油資源開発が軟調。伊藤忠や三菱商事など商社株が大きめの下落となった。東電HD、関西電力、大阪ガスなど、電力・ガス株が軒並み安となった。
日経平均は高く始まったものの、買い一巡後は伸び悩んだ。23日の米国株が長期金利上昇などを嫌気して下落していただけに、高くなったところでは上値が抑えられた。ナスダックが今週に入って史上最高値を更新したことは期待の持てる動きではあるが、金利が上昇する中でハイテク株がさらに買われるかというと、そのイメージは抱きづらい。金利上昇に一服感が出てこないと、あすは土日を前にリスクに対して敏感になると思われる。きょうの上昇により、終値(65513円)では25日線(65318円、24日時点、以下同じ)を上回った。同水準や5日線(64415円)より上で値を固めることができるかが注目される。
(越後)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
