NY入りを前に足もとの動きはいったん落ち着いているものの、原油相場の動向や米長期金利の推移をにらみながら、米金利上昇・ドル高の流れが再び強まるか注視する展開が予想される。また、経済指標では前週分の米新規失業保険申請件数や8月米新築住宅販売件数のほか、米地区連銀総裁らの発言機会も多く予定されており、米景気の底堅さが示されればドル買いを後押しする要因となろう。
ただし、足もとで相場の主因となっている中東情勢の見方は、関連ニュース次第で一変しやすいリスクを抱える。関連国の要人発言や情勢変化によって原油安・ドル売りへと一気に転じる可能性には引き続き留意したい。また、158円後半まで上値を伸ばしたことで本邦当局による為替介入への警戒感もくすぶりやすく、上値追いの勢いを抑制する要因となる可能性がある。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、日足一目均衡表・雲の上限159.61円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、東京タイムにつけた安値の157.80円。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
