読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

来週の為替予想(ユーロ/円 ポンド/円)日銀後の円売りで反発、次の壁は182.50円と213円 ハロンズFX 2026/9/19

 

ユーロ円とポンド円の2026年9月19日週の予想とチャート分析

執筆:外為どっとコム総合研究所 小野直人
執筆日時 2026年9月18日 19時00分

【この記事でわかること|ユーロ円・ポンド円見通し】

  • ユーロ円の予想レンジ:178.50〜182.50円
  • ポンド円の予想レンジ:209.00〜213.00円
  • 日銀1.25%利上げ後、円買い巻き戻しでユーロ円・ポンド円が急反発
  • ユーロ円:ECB追加利上げ観測が支え、182.51円突破が焦点
  • ポンド円:BoE内で利上げ判断が割れる中、212.87〜213.10円が重要抵抗帯

筆者のメインシナリオは、ユーロ円が178.50〜182.50円、ポンド円が209.00〜213.00円です。

今週のユーロ円・ポンド円|日銀後の円売りで急反発

前回は、日銀の利上げ観測による円高が続く一方、日銀会合後に追加利上げへの期待が後退すれば、ユーロ円・ポンド円とも反発する余地があるとみていました。実際、今週は18日の日銀会合と植田総裁会見を境に円売りが強まり、ユーロ円は181円台、ポンド円は211円台まで急反発しました。

日銀は政策金利を1.00%から1.25%へ引き上げましたが、植田総裁は基調物価が2%で定着するかを確認するには時間がかかるとの認識を示しました。市場が織り込んでいた速いペースでの追加利上げを裏付けるほどの具体的なガイダンスが示されなかったことで、円買いが巻き戻されました。

来週も日銀後の円売りが下支えとなる可能性がありますが、ユーロ円、ポンド円とも上値には移動平均線が控えています。今週の反発がそのまま続くというより、上値の壁を突破できるかを確認する局面とみています。

また、日本は19〜23日が5連休となります。週前半は東京市場の流動性が低下するため、海外勢主導で値動きが大きくなる可能性にも注意が必要です。

来週のユーロ円予想|182.50円の上値ブレイクが焦点

ユーロはECBの追加利上げ観測が引き続き支えです。エネルギー高によるインフレへの警戒が続く一方、独ZEWやユーロ圏鉱工業生産などを見ると、欧州景気が力強く回復しているとは言いにくく、利上げ期待だけでユーロ高が一方向に進む状況でもありません。

来週は23日のユーロ圏PMI、24日のドイツIFO企業景況感指数が焦点です。景気の底堅さが確認されれば、日銀後の円売りとECBの引き締め観測を背景に182円台を試す余地があります。

ユーロ円テクニカル分析|25日線182.51円が分岐点

14日RSIは47.8まで回復しています。まずは25日移動平均線182.51円が上値の分岐点です。ここを突破できれば、100日線と200日線が重なる184.20〜184.24円が次の目安になります。

ユーロ円の下値目安

  • 180.00円
  • 179.00円
  • 予想レンジ下限の178.50円
  • 178.50円を割り込んだ場合は、9月14日の177.850円

ユーロ円の上値目安

  • 25日移動平均線の182.51円
  • 100日線と200日線が重なる184.20〜184.24円

ユーロ円の予想レンジ:178.50〜182.50円

【ユーロ円チャート 日足】

ユーロ円テクニカル分析 日足/移動平均線/14日RSI 2026年9月18日

ユーロ円 日足/ 25・100・200日移動平均線/14日RSI 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

来週のポンド円予想|213円の抵抗帯とBoE高官発言

ポンド円も日銀会合後の円売りを受けて211円台まで反発しました。

イングランド銀行(BoE)は政策金利を3.75%に据え置きましたが、採決は6対3で、3人が4.00%への利上げを主張しました。追加利上げの可能性が残る一方、英国では雇用に弱さがみられ、BoEが利上げを急ぐかはまだ不透明です。

来週は23日の英PMIに加え、24日にディングラMPC委員、ブリーデン副総裁、ロンバルデリ副総裁の発言が予定されています。3人はいずれも今回据え置きに投票しており、インフレ上振れを受けて利上げへの距離感に変化があるかが注目されます。

ポンド円テクニカル分析|212.87〜213.10円の抵抗帯

14日RSIは41.3まで回復していますが、まだ50を下回っています。

上値では25日移動平均線212.87円と200日移動平均線213.10円が近接しており、212.87〜213.10円が重要な抵抗帯です。ここを突破できれば、100日線214.38円が次の目安になります。

ポンド円の下値目安

  • 210.00円
  • 予想レンジ下限の209.00円
  • 209円を明確に割り込んだ場合は、今週安値の207.092円

ポンド円の上値目安

  • 25日移動平均線212.87円
  • 200日移動平均線213.10円
  • 上抜けた場合は100日移動平均線214.38円

ポンド円の予想レンジ:209.00〜213.00円

【ポンド円チャート 日足】

ポンド円テクニカル分析 日足/移動平均線/14日RSI 外為どっとコム 2026年9月18日

ポンド円 日足/25・100・200日移動平均線/14日RSI 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

重要イベント・経済指標(2026年9月21日〜9月25日)

  • 9月21日(月)
    • 日本 休場
    • 19:30 アメリカ シカゴ連銀総裁発言
  • 9月22日(火)
    • 日本 休場
    • 国連総会、一般討論演説開始
    • 23:00 ユーロ 9月消費者信頼感(速報値)
    • 23:00 アメリカ 9月リッチモンド連銀製造業指数
    • 23:05 アメリカ NY連銀総裁発言
    • 26:00 アメリカ リッチモンド連銀総裁発言
    • 26:00 アメリカ 米2年債入札
  • 9月23日(水)
    • 日本 休場
    • 17:00 ユーロ 9月製造業/サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
    • 17:30 イギリス 9月製造業/サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
    • 22:45 アメリカ 9月製造業/サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
    • 26:00 アメリカ 米5年債入札
  • 9月24日(木)
    • 米中首脳会談(予定)
    • 15:45 フランス 9月消費者信頼感指数
    • 15:45 フランス 9月企業景況感指数
    • 17:10 アメリカ NY連銀総裁発言
    • 17:30 ドイツ 9月IFO企業景況感指数
    • 18:30 イギリス ディングラ英MPC委員発言
    • 21:30 アメリカ 4-6月期四半期経常収支
    • 21:30 アメリカ 新規失業保険申請件数
    • 21:30 アメリカ 失業保険継続受給者数
    • 21:50 アメリカ クリーブランド連銀総裁発言
    • 22:30 イギリス ブリーデンBoE副総裁発言
    • 23:00 イギリス ロンバルデリBoE副総裁発言
    • 23:00 アメリカ 8月新築住宅販売件数
    • 23:10 アメリカ フィラデルフィア連銀総裁発言
    • 26:00 アメリカ 米7年債入札
  • 9月25日(金)
    • 15:00 ドイツ 10月GFK消費者信頼感調査
    • 21:30 アメリカ 8月耐久財受注
    • 23:00 アメリカ 9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

外為どっとコム「経済指標カレンダー」

ハロンズFX「来週のユーロ円 ポンド円見通し」(過去分)

 
外為どっとコム総合研究所
小野 直人
株式会社DZHフィナンシャルリサーチでの情報配信業務、上田ハーロー株式会社での調査・市場部門を経て、2021年より外為どっとコム総合研究所へ参画。ニュースベンダーとFX会社で培った「情報の目利き力」と「市場実務の経験」を武器に、個人投資家へ有益な情報を発信している。ドル円などの主要通貨に加え、トルコリラ・メキシコペソなどの新興国通貨、日経平均・NYダウといった株価指数(CFD)まで、幅広い金融商品の分析を得意とするマーケットアナリスト。