前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。
作成日時:2026年9月17日 15:10
9月16日〜9月17日のドル円市況|ドル円は156円台、米国が0.25%利上げ
9月16日、米FOMCで0.25%利上げされたほか、年内もう一回の利上げが示唆されるなど、金融当局のタカ派姿勢が強まったことがドルを押し上げ、ドル円は155.00円付近から156.419円まで上昇した。また、ウォーシュFRB議長は「FOMCは緩和の度合いを縮小した」、「インフレ率は高すぎる。その状態が長期間続いている」と述べた。
9月17日、ドル円は156円前半で推移していたが、米長期金利が頭打ちとなったことに加え、FOMC後の反応を消化して明日の日銀会合を見据えた動きが強まり、155.60円台まで下落した。また、高市首相が内閣改造を行い、財務相・厚労相・経済財政相などの注目されたポストは留任となり、市場への影響はほとんど見られなかった。

FX取引金額と個人投資家ポジション動向|投資取引額は10%超増加
取引金額は前日比+11.8%と急増した。ただ、過去20営業日平均を1.4%下回った。全体の建玉比率は、買建玉が61%、売建玉が39%と買いが優勢の状態が続いている。
| ■取引金額 上段:前日比 下段:過去20営業日平均比 |
■売建玉 上段:前日比 下段:比率 |
■買建玉 上段:前日比 下段:比率 |
|---|---|---|
| 11.8% | -3.9% | 0.7% |
| -1.4% | 39% | 61% |
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額
市場シェア上位通貨ペア|ドル円に一極集中
取引シェアではドル円(USD/JPY)が87.6%(前日比+1.4%)と、一極集中の状態が続いている。また、2位のメキシコペソ円(MXN/JPY)が2.4%(前日比-0.7%)、3位の豪ドル円(AUD/JPY)が2.1%(前日比-0.6%)と、それぞれシェアを落とした。
| 順位 | 通貨ペア | 市場シェア | 前日比 |
|---|---|---|---|
| 1位 | USD/JPY | 87.6% | 1.4% |
| 2位 | MXN/JPY | 2.4% | -0.7% |
| 3位 | AUD/JPY | 2.1% | -0.6% |
| 4位 | TRY/JPY | 1.9% | 0.9% |
| 5位 | GBP/JPY | 1.6% | 0.2% |
| 6位 | NZD/JPY | 1.1% | -0.4% |
| 7位 | EUR/JPY | 0.8% | -0.4% |
| 8位 | EUR/USD | 0.5% | 0.2% |
| 9位 | AUD/USD | 0.5% | 0.1% |
| 10位 | ZAR/JPY | 0.5% | -0.4% |
※外貨ネクストネオ取り扱い42通貨ペアのうち、上位10通貨ペア
主要通貨ペアのポジション増減|クロス円のショートが軒並み縮小
通貨ペアごとのポジショニングでは、ドル円(USD/JPY)の売ポジション(ショート)が前日比-6.4%、ユーロ円(EUR/JPY)のショートが前日比-2.9%、ポンド円(GBP/JPY)のショートが前日比-6.5%と、ドル円やクロス円(対円)のショートポジションが縮小した。
| 通貨ペア | 売ポジション(Short) | 買ポジション(Long) |
|---|---|---|
| USD/JPY | -6.4% | -0.1% |
| EUR/JPY | -2.9% | -2.7% |
| EUR/USD | -9.3% | 1.8% |
| GBP/JPY | -6.5% | 0.2% |
| AUD/JPY | -5.7% | 1.0% |
| NZD/JPY | -27.0% | -0.2% |
| ZAR/JPY | -0.8% | 2.1% |
| TRY/JPY | -2.7% | 1.2% |
| CNH/JPY | -29.1% | -3.3% |
| MXN/JPY | -4.9% | 2.9% |
| SGD/JPY | -0.1% | -0.5% |
