
午前の為替予想は… 156円台 円安再燃のリスク 焦点は日銀に
作成日時 :2026年9月17日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
ドル円予想レンジ
155.500-157.000円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.8%上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)が3年2カ月ぶりに政策金利を引き上げた上に、年内の追加利上げを示唆したことからドルが全面高となった。ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長があらためてインフレ抑制に向けた姿勢を強調すると、ドル/円は上げ幅を約1.5円に拡大。一時156.42円前後まで上値を伸ばした。今回の利上げと年内の追加利上げについては、市場はおおむね織り込み済みであったはずだが、ドルは意外にも強い反応を示した。金利先物市場の織り込みほどには、為替市場の利上げ期待は強くなかったのかもしれない。あるいは、円買いに傾いていた短期筋のポジションが急速に巻き戻されたことによってドルの上昇が加速したとも考えられる。いずれにせよ、ドル/円は攻防の分岐点と目される155円を1円以上も上回る水準に上昇。これにより、円安修正の局面はすでに終了した可能性が高まった。日銀が明日の金融政策発表で利上げに踏み切っても(仮に年内の追加利上げを示唆しても)日米の政策金利差は1bpたりとも縮まらない公算が大きい。そうした中で植田総裁が市場の期待以上にタカ派姿勢を強調できなければ、円安の流れが再開するリスクが高まりそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
