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トルコリラ/円見通し|3.12円でひと安心、日銀会合後の円高一服なら戻り余地【2026年9月15日】

 

2026年9月15日のトルコリラ/円チャートと注文情報(オーダーブック)

作成日時:2026年9月15日11時20分

想定期間:2026年9月15日~9月22日

【この記事でわかること|トルコリラ/円見通し】

  • 今週のトルコリラ/円の予想レンジ:3.03〜3.28円
  • 下落要因:FOMC後も円買いが続く場合の円高、3.12円割れで3.08→3.03円が視野
  • 上昇要因:日銀が利上げしても植田総裁が慎重姿勢を示し円高が一服、原油高で10月利下げ後ずれ観測が強まるケース
  • 重要な分岐点:3.25〜3.26円(戻りから反発局面へ移行する条件)、3.12円(短期の下値支持)、3.03円(下方ブレイクポイント)

9月14日に3.122円まで下落したトルコリラ/円。今後1週間のトルコリラ/円を左右する最大の材料は、引き続き円の動向とみています。ただ、国際通貨市場(IMM)の円ポジションは、9月1日の9万2,227枚の売り越しから、8日には1万796枚の買い越しへ転換しています。ショートカバーによる円高はかなり進んだとみられます。

このため、ここから先は巻き戻しではなく、新たな円買いが出るかどうかが問われそうです。見通しを左右する判断軸は、円の動向、トルコ中央銀行(TCMB)の利下げ時期、原油価格の3つです。ご自身ならどの材料に重心を置くか、考えながら読み進めてみてください。ベースシナリオは、3.12円を維持する間は反発余地を残しつつも、3.25〜3.26円を回復するまでは下落基調の中の戻りとみるものです。

トルコリラ/円見通し|円動向が最大の焦点

米連邦公開市場委員会(FOMC)後も円がドルより強く、ドル/円の戻りが鈍ければ、トルコリラ/円には下押し圧力がかかる可能性があります。一方、日銀が利上げしても植田総裁が次回以降の利上げに慎重な姿勢を示せば、円高が一服し、3.20〜3.25円台への反発余地が生じるとみられます。同じ日銀の利上げでも、総裁会見のトーン次第で受け止めが逆になり得る点が、今週の見極めの難しさです。円の次に、トルコリラ側の材料を確認します。

トルコ中銀(TCMB)|10月利下げ観測と金利差の行方

TCMBは9月10日に政策金利を37%で据え置きました。9月の市場参加者調査では、次回会合の政策金利予想が36%、その次が35.07%となっています。10月の100ベーシスポイント(1bp=0.01%)程度の利下げは、かなり織り込まれているとみられます。

このため、目先は利下げ観測だけでトルコリラが大きく売られる可能性は低いと考えます。ただし中期的には、TCMBが利下げ方向、日銀が利上げ方向にあります。両者の金利差縮小は、トルコリラ/円の上値を抑える材料になりそうです。その利下げ時期を左右し得るのが、次に見る原油価格です。

原油価格|短期の支え・中期の重しをどう見るか

ブレント原油は9月15日に106.93ドルまで上昇しています。エネルギー輸入国のトルコにとって、原油高が長期化すれば輸入負担が増え、経常収支やインフレには逆風です。

一方、TCMBは高いエネルギー価格をインフレの上振れリスクとして明示しています。原油高でインフレ鈍化が遅れれば、10月の利下げが延期・縮小され、高金利が長く維持される可能性があります。時間軸で分けると、短期では利下げ後ずれによるトルコリラ支援、中期では経常収支・インフレ悪化による重しと整理できます。どちらを重く見るかは、想定する保有期間によっても変わってきそうで、原油価格の動向には引き続き注意したいです。

トルコリラ/円のテクニカル分析、チャートで見る上値・下値の節目

トルコリラ/円テクニカル分析 日足/移動平均線/14日RSI 2026年9月15日

トルコリラ/円 日足/5・25・50日移動平均線/14日RSI 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

現在値は3.17円前後です。5日移動平均線は3.16円、25日移動平均線は3.26円、50日移動平均線は3.33円で、14日の相対力指数(RSI)は27.9です。

上値の抵抗帯|3.20 → 3.25〜3.26円

まずは3.20円が節目です。その上では、25日線と週足ピボットのレジスタンス2(R2)が重なる3.25〜3.26円が重要な抵抗帯です。

下値の支持帯|3.12 → 3.08 → 3.03円

9月14日安値と週足ピボットサポート1(S1)が重なる3.12円がポイントです。ここを割り込むと3.08円が意識されます。さらに円高が加速すれば、下方ブレイクポイント(LBOP)の3.03円が次の下値目処になります。

トルコリラ/円の視点と、ご自身のシナリオの組み立て方

メインシナリオは、3.12円を維持する間は売られ過ぎからの反発余地があるものの、3.25〜3.26円を明確に回復するまでは下落基調の中の戻りとみるものです。予想レンジは3.03〜3.28円です。

上方向シナリオ|円高一服+3.25円回復が条件

日銀が利上げしても植田総裁が次回以降に慎重で、円高が一服するケースが考えられます。そのうえで3.25〜3.26円を明確に回復すれば、戻りではなく反発局面への移行を検討する余地が出てきます。原油高で10月利下げの後ずれ観測が強まる展開も、短期的な支えになりそうです。

下方向シナリオ|円買い継続+3.12円割れが条件

FOMC後も円がドルより強く、ドル/円の戻りが鈍いまま3.12円を割り込めば、3.08円が視野に入ります。円高が加速すれば、3.03円まで下値余地が広がる可能性があります。

ポジション別の戦略ポイント

買い持ちの方にとっては、3.12円を維持できるかが一つの目安になりそうです。売り持ちの方にとっては、IMMで円の買い越し転換が進み、ショートカバーによる円高がかなり進んだ点をどう評価するかが判断材料になります。ご自身の見立てと保有状況に合わせて、戦略を組み立ててみてください。

【あなたの見通しは?】

A.FOMC・日銀会合を経ても円買いが続き、3.12円を割り込む

B.植田総裁の慎重姿勢で円高が一服し、3.20〜3.25円台へ反発する

C.円・金利差・原油の材料が交錯し、3.12〜3.25円の間でもみ合う

注文情報(オーダーブック)|3.20円の売り厚と3.00円の買い厚

2026年9月15日 11:00時点 現在レート:3.17-3.18円
Sell Rate Buy
32,000 Lot 4.10 4,000 Lot
40,000 Lot 4.00 4,000 Lot
20,000 Lot 3.90 4,000 Lot
40,000 Lot 3.80 4,000 Lot
40,000 Lot 3.70 4,000 Lot
40,000 Lot 3.60 4,000 Lot
40,000 Lot 3.50 4,000 Lot
40,000 Lot 3.40 4,000 Lot
40,000 Lot 3.30 4,000 Lot
40,000 Lot 3.20 4,000 Lot
0 Lot 3.10 0 Lot
40,000 Lot 3.00 40,000 Lot
40,000 Lot 2.90 28,000 Lot
40,000 Lot 2.80 40,000 Lot
28,000 Lot 2.70 8,000 Lot
12,000 Lot 2.60 8,000 Lot
40,000 Lot 2.50 8,000 Lot
8,000 Lot 2.40 8,000 Lot
8,000 Lot 2.30 4,000 Lot
4,000 Lot 2.20 4,000 Lot
4,000 Lot 2.10 4,000 Lot
注文数量はLot数で表示しています。1メモリ=4,000 Lot。
本データは10分おきに再集計され、その約5分後に表示されます。
背景が水色の行は現在レートの位置を表しています。

トルコリラ/円は現在3.17~3.18円付近で、直上の3.20円には40,000 Lotの売り注文が並んでいます。3.20円はテクニカル面でも最初の戻りの目安となっており、目先の上値抵抗として意識されそうです。

一方、下方向では3.10円付近に目立った買い注文はなく、3.00円に40,000 Lotの買い注文が集中しています。3.10円を割り込んだ場合は、3.00円付近で買いが支えとなるかが注目されます。

今後の重要イベント

  • 9月16日(水) 08:50 日本 8月貿易統計
  • 9月16日(水) 21:30 米国 8月小売売上高
  • 9月16日(水) 27:00 米国 FOMC政策金利発表
  • 9月16日(水) 27:30 米国 ウォーシュFRB議長 定例記者会見
  • 9月18日(金) 08:30 日本 8月全国消費者物価指数(CPI)
  • 9月18日(金) 未定 日本 日銀金融政策決定会合・政策金利発表
  • 9月18日(金) 15:30日本 植田日銀総裁 定例記者会見
  • 9月21日(月) 日本 休場
  • 9月22日(火) 日本 休場

外為どっとコム「経済指標カレンダー」

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