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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年9月14日

ドル円レポート:米長期金利5%目前と原油高が支えるドル、日銀警戒が抑える上値

ニューヨーク市場:米CPI受け乱高下も、日米中銀会合控え上値重く反落

NY時間、注目された米8月消費者物価指数(CPI)の前月比が+0.4%へ加速したことを受け、米短期金融市場では今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ織り込み度が約86〜90%へ急上昇。米10年債利回りが一時4.99%台と節目の5.0%に迫り、ドル円も一時154.48円(※154.47円)付近まで上昇した。

その後は、ホルムズ海峡を巡る地政学リスクの対話期待から原油高が一服したことや、米9月ミシガン大学消費者信頼感指数の下振れをきっかけに、ドル円は153.24円まで急反落。引けにかけてサウジ東西パイプライン停止報道による原油下げ止まりで下げ渋ったものの、週足ベースでは前週比で円高・ドル安水準で引けた。

 

本日14日のアジア時間:日銀会合直前のポジション調整で揉み合い

足元では、米インフレ高止まりに伴う米金利高・ドル買い需要が下値を支える一方、日銀の追加利上げ観測や政府・当局による円安牽制への警戒感が上値を強く抑える構図が定着している。今週に日米金融政策イベント(FOMCおよび日銀金融政策決定会合)を控えるなか、本日のアジア時間は方向感に欠ける神経質な揉み合いとなり、上値の重い展開が予想される。

kurokawa.jpg 外為どっとコム総合研究所
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。