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ドル円午前の為替予想、米インフレ加速・原油高・金利高で155円を試す展開か 2026/9/11

午前の為替予想は… 米インフレ加速・原油高・金利高で155円を試す展開か

作成日時 :2026年9月11日7時50分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

ドル円予想レンジ

153.600-155.300円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.6%上昇。NY原油(WTI)先物価格が上げ幅を拡大する中でドル買いが先行すると、米8月生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びだったことも材料視され、一時154.67円前後まで上値を拡大した。また、米財務省がこの日実施した長期国債の買戻し(バイバック)額が上限に届かなかったことで米10年債利回りは約3年ぶりとなる4.96%まで上昇した。
米8月PPIが予想以上に前月から伸びが加速していたことで、来週の米連邦公開市場委員会市場(FOMC)での利上げ織り込みは70%超まで上昇している。本日は米8月消費者物価指数(CPI)が発表されるため、結果次第では利上げ期待が一段と高まり、ドル/円は155円を試す展開となりそうだ。一方で、弱い結果となった場合、利上げ観測が後退しドル売りで反応することになるだろうが、足元で原油価格が急騰しているため、エネルギー価格の上昇がいずれはインフレに波及するとの見方から下値は限定的となる公算が大きい。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。