
午前の為替予想は… NY勢復帰も155円回復ならず 米財務長官の発言が重しに
作成日時 :2026年9月9日7時50分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
ドル円予想レンジ
152.900-154.500円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は約0.2%下落。東京時間には日本の7月賃金統計の強い結果を受けて円買い・ドル売りが強まると、152.89円前後まで急速に下げ足を速めた。その後は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオ見直しに対する過度の警戒感が後退したことや、NY原油(WTI)先物価格が約2カ月ぶりに94ドル台へ上昇したことで一時154円台を回復するなど、下げ幅を縮小した。もっとも、ドル/円は前日に下抜けた155円台を回復することに失敗しており、円安修正局面に入った可能性を示唆している。今朝はベッセント米財務長官が「円相場に介入する際、私は的確な見通しを持っている」と前置きをしたうえで、「円相場で私に反して賭けてみよ、私には情報がある」と警告したため、ドル買い・円売りを続けにくい地合いとなっている。ドル/円は154円台では戻り売りが出やすくなりそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
