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FX/為替「ドル/円今日の見通し|「米利上げ期待によるドル買い」vs「円安是正への警戒感」」 外為どっとコム トゥデイ 2026年9月7日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年9月7日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼4日(金)の為替相場
(1):米8月雇用統計 予想以上の非農業部門雇用者数
(2):米大統領「利下げなければ、対米貿易黒字国との取引停止」

▼4日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:155円台後半から156円台前半を中心とした値動き/ ▼注目の経済指標・イベント

4日(金)の為替相場

期間:4日(金)午前6時10分~5日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米8月雇用統計 予想以上の非農業部門雇用者数

米8月雇用統計で非農業部門雇用者数は16.2万人増と市場予想(5.5万人増)を大幅に上回った。6月と7月の雇用者数が合計で5.5万人分上方修正されたこともあって、3カ月平均の増加幅は7.1万人となり、前月7月時点の3.8万人から拡大した。このほか、8月の失業率は4.1%で予想通りに前月から横ばい。労働参加率は61.6%に上昇した(予想61.5%、前月61.4%)。平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.1%と予想通りで、前年比の伸び率は前月から0.1%ポイント鈍化した。

(2):米大統領「利下げなければ、対米貿易黒字国との取引停止」

米国のトランプ大統領はSNSで「金利を引き下げなければ、米国が貿易赤字を抱える国との取引を停止する」と主張。「連邦準備制度理事会(FRB)は賢明になるべきだ」「高金利は米国を非常に不利な立場に追い込む」などと書き込んだ

4日(金)の株・債券・商品市場

日経平均: 65020.94 △806.46

豪ASX: 9005.889 ▼14.204

上海総合: 3930.116 ▼11.972

英FT: 10831.09 ▼0.43

独DAX: 26046.40 △43.08

NYダウ: 53414.25 ▼271.86

日10年債: 2.918 ▼0.039

豪10年債: 5.1736 ▼0.0038

英10年債: 5.133 ▼0.001

独10年債: 3.339 ▼0.004

米2年債: 4.3661 △0.0301

米10年債: 4.7821 △0.0141

NY原油: 91.48 △0.18

NY金: 4476.60 ▼63.30

 

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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 155.600 ~ 156.800

ユーロ/円: 180.600 ~ 182.000

ポンド/円: 210.400 ~ 212.000

豪ドル/円: 112.100 ~ 113.000

ドル/円の見通し:155円台後半から156円台前半を中心とした値動き

4日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。米8月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る結果となったほか、前2カ月分も上方修正されたことで156.74円前後までドル買いが先行したが、円安是正への警戒感もあり155.34円前後まで反落した。もっとも、強い雇用統計の結果を受けて9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が高まったことがドルを支えたこともあり156.25円前後で取引を終了した。 市場では今週10日の米8月生産者物価指数(PPI)や11日の同消費者物価指数(CPI)に注目が向いている。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を巡っては、今年のFOMCでの投票権を持つハマック・クリーブランド連銀総裁が「インフレは高すぎる」などと利上げの必要性を示していることもあり、指標の結果次第で一段と利上げ期待が高まる可能性もあろう。一方で、日銀の利上げ加速観測や、ベッセント米財務長官の発言など、円安是正への警戒感も残っている。米国がレイバーデーの祝日で米株式・債券市場が休場となる本日は155円台後半から156円台前半を中心とした値動きとなりそうだ。

注目の経済指標・イベント

09/07 (月)
15:00   (独) 7月鉱工業生産
18:00   (ユーロ圏) 4-6月期GDP・確定値

09/08 (火)
08:30   (日) 7月毎月勤労統計調査-現金給与総額
08:50   (日) 7月貿易収支

 
nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。