
午前の為替予想は… 「米利上げ期待によるドル買い」vs「円安是正への警戒感」
作成日時 :2026年9月7日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
ドル円予想レンジ
155.600-156.800円
前日の振り返りとドル円予想
4日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。米8月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る結果となったほか、前2カ月分も上方修正されたことで156.74円前後までドル買いが先行したが、円安是正への警戒感もあり155.34円前後まで反落した。もっとも、強い雇用統計の結果を受けて9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が高まったことがドルを支えたこともあり156.25円前後で取引を終了した。
市場では今週10日の米8月生産者物価指数(PPI)や11日の同消費者物価指数(CPI)に注目が向いている。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を巡っては、今年のFOMCでの投票権を持つハマック・クリーブランド連銀総裁が「インフレは高すぎる」などと利上げの必要性を示していることもあり、指標の結果次第で一段と利上げ期待が高まる可能性もあろう。一方で、日銀の利上げ加速観測や、ベッセント米財務長官の発言など、円安是正への警戒感も残っている。米国がレイバーデーの祝日で米株式・債券市場が休場となる本日は155円台後半から156円台前半を中心とした値動きとなりそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
