今晩のNY株式市場は、季節的な株安アノマリーに対する警戒感と、発表される経済指標を睨んで売り買いが交錯する展開が予想される。歴史的に9月は主要株価指数が下落しやすい月として知られており、夏休みから復帰した投資家によるポートフォリオ調整の動きが上値を抑える可能性がある。市場の関心は週末の8月米雇用統計に向かっているが、今晩発表される8月ISM製造業PMIや7月JOLTS求人件数にも注目が集まる。労働市場の需給や景況感が示されることで、9月中旬の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けた政策金利の見通しが改めて意識されそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは8月ISM製造業PMI、7月JOLTS求人件数のほか、8月S&Pグローバル製造業PMI確定値、7月建設支出など。企業決算は寄り前にメドトロニック、引け後にパロ・アルト・ネットワークス、デル・テクノロジーズなどが発表予定。(執筆:9月1日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
