経済指標では23時発表の8月米ISM製造業景気指数と7月米JOLTS求人件数に注目。直近でウォーシュFRB議長がインフレ警戒から利上げの可能性に言及し米金利を高止まりさせているだけに、指標が堅調であれば米長期金利の一段高とともにドル買いが強まり、160円台で上値を試す動きが進むことが考えられる。
一方で、160円台ではG20最終日に伴う介入警戒感が手控え要因となる可能性にも一応留意しておきたい。本日「日本側に利上げへの道筋や財政持続性を明確に示すことが重要」と言及したベッセント米財務長官をはじめ、片山財務相や植田日銀総裁による会談後の発言や、G20閉幕に伴う共同会見や声明文の内容には注意が必要となる。
米指標の強い結果による「米金利上昇によるドル買い」と、160円台での介入警戒が交錯して上下に振れるリスクに注意が必要だ。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、7月31日高値160.88円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、日足一目均衡表・転換線159.12円。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
