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FX/為替「ドル/円今日の見通し|レンジ継続へ 9月利上げの織り込みはFRB4割、日銀9割」 外為どっとコム トゥデイ 2026年8月27日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年8月27日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也

目次

▼26日(水)の為替相場
(1):豪CPI 予想を上回る
(2):米PCEデフレーター 予想を上回る

▼26日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:レンジ内での推移が続きそう/ ▼注目の経済指標・イベント

26日(水)の為替相場

期間:26日(水)午前6時10分~27日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪CPI 予想を上回る

豪7月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.5%と市場予想(+3.3%)を上回ったものの、前月(+3.8%)から伸びが鈍化。コアCPIにあたる豪7月CPIトリム平均は+3.6%と市場予想(+3.5%)を上回り、前月と同じ伸び率だった。

(2):米PCEデフレーター 予想を上回る

米7月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は前年比+3.7%と市場予想(+3.6%)を上回り前月と同じ伸び率だった。食品とエネルギーを除いたコアPCEデフレーターは+3.3%だった(予想、前月ともに+3.3%)。同時に発表された米7月耐久財受注は前月比+1.1%と市場予想(+0.5%)を上回った。輸送用機器を除いた耐久財受注は+0.4%と市場予想(+0.6%)を下回ったが、前月分が+0.7%から+1.1%へ上方修正された。 また、米4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比年率+1.5%で速報値と同率となったが、同個人消費は+3.4%へ上方修正された(速報値+3.2%)。

26日(水)の株・債券・商品市場

日経平均: 66262.16 △405.73

豪ASX: 9127.800 ▼36.780

上海総合: 3912.523 △23.078

英FT: 10878.12 ▼8.04

独DAX: 26285.96 △19.82

NYダウ: 53463.88 ▼113.52

日10年債: 2.904 △0.001

豪10年債: 5.0320 △0.0098

英10年債: 5.031 △0.043

独10年債: 3.234 △0.033

米2年債: 4.2093 △0.0352

米10年債: 4.6465 △0.0177

NY原油: 82.23 ▼0.13

NY金: 4653.30 ▼41.20

 

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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 158.700 ~ 159.800

ユーロ/円: 185.000 ~ 186.200

ポンド/円: 215.800 ~ 217.200

豪ドル/円: 113.900 ~ 114.700

ドル/円の見通し:レンジ内での推移が続きそう

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%上昇。米7月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が予想を上回ったことなどから、一時159.44円前後までドルが強含んだ。もっとも、ここ数週間のレンジ内での値動きにとどまっており、昨日も明確な方向感は出なかった。米金利市場が織り込む連邦準備制度理事会(FRB)の9月利上げの確率は40%弱でほぼ変わらず。市場には、ウォーシュFRB議長が明日28日に行う講演を見きわめたいとのムードが漂っており、ドル/円は本日もレンジ内での推移が続きそうだ。上値のメドは先週18日に付けた今月高値の159.78円前後、下値は今週安値の158.71円前後がメドだろう。なお、本日は氷見野日銀副総裁が午前に埼玉県で講演し、午後には記者会見も予定されている。副総裁が追加利上げに前向きな姿勢を示すとの見方は根強いようだが、市場はすでに9月利上げを9割近く織り込んでいることから影響は限定的だろう。リスクがあるとすれば、期待したほどタカ派的ではなかったと受け止められて円が売られるケースであろう。

注目の経済指標・イベント

08/27 (木)
10:30   (豪) 7月家計消費支出
10:30 〇 (日) 氷見野日銀副総裁講演
20:30 〇 (ユーロ圏) ECB議事録
21:30 〇 (米) 新規失業保険申請件数
23:00   (米) ハマック・クリーブランド連銀総裁講演
26:00   (米) 7年債入札(440億USD)
 -     ジャクソンホール経済シンポジウム(~29日)

08/28 (金)
08:30   (日) 8月東京都区部CPI

 
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。