前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。
作成日時:2026年8月25日 15:10
8月24日〜8月25日のドル円市況|ドル円、底堅い展開
8月24日、「米財務省高官はTGA(FRBに保有している政府の当座預金口座)に保管されている約1兆ドル規模の資金をバイバックに活用する可能性」との報道を受け、米国債の発行増額懸念が後退し金利が低下したため、ドル円は158.90円付近まで下落した。その後、159.20円付近まで戻したが、対イラン制裁強化策が伝わり、米金利が低下すると158.90円付近まで失速した。しかし、原油価格の上昇や米金利が下げ幅を縮小したことから、ドル円も159円前半へ戻した。
8月25日、原油価格・金利上昇に伴う円売りの流れが優勢となり、ドル円は159.393円まで上昇した。その後、上昇の勢いは一服したものの、円の先安期待は強く、ドル円は159円前半でもみ合った。

FX取引金額と個人投資家ポジション動向|様子見ムードの強い展開
取引金額は過去20日平均比で26.7%下回り、市場全体で様子見ムードが強い状況だった。また、売買比率は買いが58%、売りが42%と全体的に買いが優勢だった。
| ■取引金額 上段:前日比 下段:過去20営業日平均比 |
■売建玉 上段:前日比 下段:比率 |
■買建玉 上段:前日比 下段:比率 |
|---|---|---|
| -18.7% | 0.8% | 0.8% |
| -26.7% | 42% | 58% |
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額
市場シェア上位通貨ペア|ドル円がシェア1位をキープ
ドル円(USD/JPY)のシェアは前日比0.5%増加の81.4%と圧倒的な人気ぶりで、一極集中が進んだ。また、2位以下はメキシコペソ円(MXN/JPY)の4.2%、3位は豪ドル円(AUD/JPY)の3.9%と続いた。
| 順位 | 通貨ペア | 市場シェア | 前日比 |
|---|---|---|---|
| 1位 | USD/JPY | 81.4% | 0.5% |
| 2位 | MXN/JPY | 4.2% | 0.3% |
| 3位 | AUD/JPY | 3.9% | -0.6% |
| 4位 | TRY/JPY | 1.7% | 0.1% |
| 5位 | EUR/JPY | 1.5% | 0.0% |
| 6位 | GBP/JPY | 1.5% | 0.2% |
| 7位 | AUD/USD | 1.3% | -0.1% |
| 8位 | ZAR/JPY | 1.0% | -0.4% |
| 9位 | NZD/JPY | 1.0% | -0.4% |
| 10位 | EUR/USD | 0.9% | 0.0% |
※外貨ネクストネオ取り扱い42通貨ペアのうち、上位10通貨ペア
主要通貨ペアのポジション増減|クロス円のロングが軒並み増加
ドル円(USD/JPY)は買いポジション(ロング)が2.5%減少し、売りポジション(ショート)が3.5%増加した。一方で、ユーロ円(EUR/JPY)はロングが14.3%増、NZドル円(NZD/JPY)のロングが15.0%増、豪ドル円(AUD/JPY)のロングが7.8%、クロス円への押し目買い意欲が強かった。
| 通貨ペア | 売ポジション(Short) | 買ポジション(Long) |
|---|---|---|
| USD/JPY | 3.5% | -2.5% |
| EUR/JPY | 0.1% | 14.3% |
| EUR/USD | 0.1% | 2.2% |
| GBP/JPY | -1.1% | 2.0% |
| AUD/JPY | -3.2% | 7.8% |
| NZD/JPY | -10.0% | 15.0% |
| ZAR/JPY | 15.0% | 0.5% |
| TRY/JPY | -1.5% | 0.0% |
| CNH/JPY | 3.3% | -1.0% |
| MXN/JPY | -8.6% | 3.6% |
| SGD/JPY | -0.2% | 0.7% |
