
午前の為替予想は… 米長期金利とドルの下落余地は限定的か
作成日時 :2026年8月25日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田 卓也
ドル円予想レンジ
158.400-159.600円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は158.71円から159.29円前後のレンジで推移し、約0.1%ドル高・円安の159.10円前後で取引を終えた。
米国が対カナダ関税の引き上げや、イランへの経済制裁を発表したことがドルを支援した一方で、原油価格の下落や米長期金利の低下がドルの重しとなったため、総じて方向感に乏しかった。米長期金利の低下については「米財務省は財務省一般勘定(TGA)に保管されている約1兆ドル規模の資金を国債買い入れ消却(バイバック)に活用する可能性がある」との観測報道が材料視された。実現すれば借り換えのために短期債を発行することなくバイバックが可能となることから利回りを全体的に押し下げる効果が期待できる。もっとも、TGAはいわば米政府の当座預金であり、バイバックに振り向ければ運転資金が不足しかねない。したがって、トランプ政権の「見せ札」である可能性が高く、現時点では現実味は薄いと見ている。米長期金利の低下も限定的にとどまるだろう。ドルの下値も限られる公算が大きく、ドル/円は本日も158円台がサポートとなろう。一方で、注目のウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演(@ジャクソンホール会議)を週末に控え、積極的にドルを買う機運は乏しいと見られ、159円台の上値は重そうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
