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【見通し】株式明日の戦略-AI関連が弱く後場下げ幅拡大、目先は方向感に欠ける地合いが続くか

24日の日経平均は続落。終値は488円安の65528円。米国株高を受けても小安く始まると、場中は不安定な動きが続いた。プライムでは値上がり銘柄が多かった一方、半導体株や電線株など、日経平均を刺激しやすいAI関連が弱かった。前場はプラス圏とマイナス圏を行き来する展開。振れ幅が大きくなると逆の動きが出てきて、小幅な下落で前場を終えた。一方、後場はAI関連の下げが大きくなったことから、マイナス圏が定着。14時辺りからは下押し圧力が強まり、安値圏で取引を終えた。日経平均が後場に下げ幅を広げる中でもプライムでは値上がり銘柄が多い状態が継続し、TOPIXはプラスを確保した。

 東証プライムの売買代金は概算で7兆0600億円。業種別ではサービス、建設、その他製品などが上昇した一方、鉱業、情報・通信、保険などが下落した。弁護士保険の取り扱いを開始すると発表した弁護士ドットコムが大幅上昇。半面、キオクシアホールディングスが後場に入って値を崩しており、6%を超える下落となった。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり843/値下がり662。住友鉱山やUACJなど、非鉄株の一角が大幅上昇。コマツや日立建機など建機株に強い動きが見られた。大成建設や鹿島など建設株が全般堅調。オアシスマネジメントの株式買い増し判明したエンやインフォマートに資金が向かい、月次が好感されたレントラックスが急騰した。

 一方、ソフトバンクGやアドバンテストが大幅安。米コーニング株の下落を嫌気して、フジクラと古河電工が5%台の下落となった。三菱UFJ、東京海上、T&Dなど金融株が軟調。原油価格の上昇一服を受けてINPEXが売りに押された。

 日経平均は後場に入って下げ幅を拡大。ただ、AI関連の主力銘柄が弱かっただけで、TOPIXは上昇した。夏枯れムードが強まる中で日経平均はAI関連の影響を受けやすくなっており、26日のエヌビディアの決算を確認するまでは、方向感に欠ける動きが続きそうな雰囲気もある。きょうの下げをそれほど悲観視する必要はないが、あす大きく上昇したとしても、楽観に傾くのは早計だ。きょうの高値は66257円、安値は65470円、終値は65528円で、ほぼ75日線(66277円、24日時点、以下同じ)と25日線(65562円)の範囲内におさまっている。あすは25日線や心理的節目の65500円を支えに切り返すことができるかが注目される。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ