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来週の為替予想(米ドル/円)下がり切らないドル円、160円台を試す条件は ハロンズFX 2026/8/22

 

ドル円予想 2026年8月24日週

執筆:外為どっとコム総合研究所 小野直人

執筆日時 2026年8月21日 14時20分

来週のドル円見通しは、157.30〜160.20円のレンジを予想します。ドル自体は弱含んでいるものの、米長期金利の高さや日米金利差がドル円の下値を支えており、158円台では底堅さもみられます。来週は米PCEを受けた米金利の動きと、日銀の追加利上げ観測が方向を左右しそうです。

予想レンジ:ドル円157.30〜160.20円

今週のドル円|158円台前半で下げ止まり

今週のドル円は一時159.78円まで上昇した後、米財務省による長期国債の買い戻し拡大を受けて米金利が低下すると158円台前半まで下落しました。ただ、その後は米10年債利回りが4.7%台へ戻り、ドル円も159円台を回復しています。

21日の日本7月全国CPIは、生鮮食品を除くコアが前年比+1.8%と2カ月連続で伸びが拡大しました。日銀の追加利上げを支える内容でしたが、市場予想通りだったこともあり、円買いは限定的でした。

来週のドル円見通し|米金利と日銀の綱引き

来週最大の注目材料は、26日の米PCEデフレーターです。同時に米4〜6月期GDP改定値や耐久財受注も発表されます。

PCEでインフレの粘着性が確認されれば、FRBの追加利上げ観測や米長期金利が上昇し、ドル円は160円台を試す可能性があります。反対にインフレ鈍化が鮮明になれば米金利が低下し、158円割れから157円台への下押しに注意が必要です。

27〜29日のジャクソンホール会議、28日のウォーシュFRB議長発言も注目されますが、まずはPCEを受けた金利反応を優先して見たいところです。

円側では、27日の氷見野日銀副総裁の発言と28日の東京都区部CPIが焦点です。日銀の追加利上げ観測はすでにある程度織り込まれているため、単に9月利上げを示唆するだけでなく、その後も利上げを続ける可能性を市場が意識するかが円高の強さを左右しそうです。

ドル円テクニカル分析|158円前後が重要な攻防

日足では25日移動平均線が160.24円、100日線が160.00円、200日線が158.33円付近です。14日RSIは43.9で、上昇の勢いはまだ強くありません。

上値では160.00〜160.24円が重要な抵抗帯です。ここを明確に上抜ければ、ドル円の上昇余地が広がります。

下値では158.03〜158.33円が重要です。このゾーンを割り込むと、157.49円付近から予想レンジ下限の157.30円が次の目安になります。

来週は、158円台を維持できれば160円方向、割り込めば157円台というシンプルな分岐で考えたいところです。

【ドル円チャート 日足】

ドル円 日足チャート(25・100・200日線)

ドル円 日足/25・100・200日移動平均線/14日RSI 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

重要イベント・経済指標(2026年8月24日〜8月28日)

  • 8月25日(火)
    • 14:00 日本 日銀・消費者物価のコア指標
    • 15:00 ドイツ 4-6月期国内総生産(GDP、改定値)
    • 15:45 フランス 8月消費者信頼感指数
    • 17:00 ドイツ 8月IFO企業景況感指数
    • 22:00 アメリカ 6月住宅価格指数
    • 22:00 アメリカ 4-6月期四半期住宅価格指数
    • 23:00 アメリカ 7月新築住宅販売件数
    • 23:00 アメリカ 8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
  • 8月26日(水)
    • 08:50 日本 7月企業向けサービス価格指数
    • 21:30 アメリカ 7月個人所得
    • 21:30 アメリカ 7月個人消費支出(PCE)
    • 21:30 アメリカ 7月個人消費支出(PCEデフレーター)
    • 21:30 アメリカ 7月耐久財受注(前月比)
    • 21:30 アメリカ 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)
  • 8月27日(木)
    • 08:50 日本 対外対内証券売買契約等の状況
    • 10:30 日本 氷見野副総裁、発言
    • 21:30 アメリカ 新規失業保険申請件数
  • 8月28日(金)
    • 08:30 日本 8月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
    • 08:30 日本 7月失業率
    • 15:45 フランス 4-6月期国内総生産(GDP、改定値)
    • 18:00 ユーロ 8月経済信頼感
    • 18:00 ユーロ 8月消費者信頼感(確定値)
    • 19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況
    • 23:00 アメリカ ウォーシュFRB議長、発言

外為どっとコム「経済指標カレンダー」

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外為どっとコム総合研究所
小野 直人
株式会社DZHフィナンシャルリサーチでの情報配信業務、上田ハーロー株式会社での調査・市場部門を経て、2021年より外為どっとコム総合研究所へ参画。ニュースベンダーとFX会社で培った「情報の目利き力」と「市場実務の経験」を武器に、個人投資家へ有益な情報を発信している。ドル円などの主要通貨に加え、トルコリラ・メキシコペソなどの新興国通貨、日経平均・NYダウといった株価指数(CFD)まで、幅広い金融商品の分析を得意とするマーケットアナリスト。