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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年8月19日

ドル円レポート:原油急伸でドルに底力!だが160円の「介入防衛ライン」が立ちはだかる

ニューヨーク市場:米金利低下によるドル売りと原油高に伴うドル買いが交錯、159円台半ばで底堅く推移

米7月輸入物価指数、住宅着工件数、中古住宅販売成約指数、鉱工業生産などが市場予想を下回り、一時4.74%台まで急上昇していた米10年債利回りが4.70%台へ低下。これを受けてドル円は159.43円付近まで軟化する場面が見られた。売り一巡後は、トランプ米大統領が「イランとの対話予定はない」と強硬姿勢を示したことでWTI原油先物が急伸。インフレ再燃懸念や地政学リスクに伴う「有事のドル買い」が下値を支えとなり、ドル円は169.673円まで上昇した。ただ、心理的節目である160円を目前に控え、当局の為替介入への警戒感から上値も重い展開なった。

 

本日19日のアジア時間:160円手前での介入警戒 vs インフレ・地政学リスクによる底堅さ

アジア時間では、協調介入後の半値戻し水準を上抜けているものの、160円手前では本邦当局への警戒感が強く、買い上がりにくさが残り、ドル円は159円ミドルレベルを推移している。深夜から翌朝にかけて予定される米20年債入札FOMC議事録、来週のジャクソンホール会議を控え、レンジ内での神経質な推移が想定される。

 
kurokawa.jpg 外為どっとコム総合研究所
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。