前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。
作成日時:2026年8月18日 15:10
8月17日〜8月18日のドル円市況|原油高が下値支える
8月17日、中東情勢を巡る不確実性が大きい中、原油価格が小幅に続伸したほか、米長期金利も上昇したことを受けて、ドル円は159.596円まで上昇した。日本のGDPの結果を受けて、日銀の9月利上げ観測が少し揺らいだことを円売りの材料とする声もあった。
8月18日、利益確定売りに押され、159.30円台まで調整したものの、原油価格が底堅く推移したことで、ドル円は159.745円まで上伸した。

FX取引金額と個人投資家ポジション動向|イベント前で動意鈍る
取引金額は前日比25.2%減少。20営業日平均比でも32.2%下回った。今月末の二つの国際会議を控え、投資家が様子見姿勢を強めていることが要因とされた。
投資家の取引方向は、買い比率が56%と依然として買い優勢だが、前日比では売りが4.8%増加、買いが1.7%減少と、投資家の売り意欲が少し持ち直す格好となった。
| ■取引金額 上段:前日比 下段:過去20営業日平均比 |
■売建玉 上段:前日比 下段:比率 |
■買建玉 上段:前日比 下段:比率 |
|---|---|---|
| -25.2% | 4.8% | -1.7% |
| -32.2% | 44% | 56% |
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額
市場シェア上位通貨ペア|ドル円はシェア低下、オセアニア通貨はシェア拡大
市場シェアはドル円(USD/JPY)が75.1%と相変わらず首位をキープしているものの、前日比6.7%減少し、人気が後退した。一方、豪ドル円(AUD/JPY)は前日比3.9%増、メキシコペソ円(MXN/JPY)は0.8%増、トルコリラ円(TRY/JPY)は0.5%増と、人気上位通貨ペアがシェアを着実に伸ばした。
| 順位 | 通貨ペア | 市場シェア | 前日比 |
|---|---|---|---|
| 1位 | USD/JPY | 75.1% | -6.7% |
| 2位 | AUD/JPY | 7.9% | 3.9% |
| 3位 | MXN/JPY | 4.0% | 0.8% |
| 4位 | TRY/JPY | 2.8% | 0.5% |
| 5位 | GBP/JPY | 1.9% | -0.2% |
| 6位 | EUR/JPY | 1.4% | 0.1% |
| 7位 | ZAR/JPY | 1.4% | 0.6% |
| 8位 | EUR/USD | 1.1% | 0.1% |
| 9位 | NZD/JPY | 1.0% | -0.2% |
| 10位 | AUD/USD | 1.0% | 0.2% |
※外貨ネクストネオ取り扱い42通貨ペアのうち、上位10通貨ペア
主要通貨ペアのポジション増減|ユーロドルのロングが増加
建玉動向はドル円(USD/JPY)の売りポジション(ショート)が6.8%増加した一方、買いポジション(ロング)が5.8%減少した。ロングを決済して、ショートに転じる短期勢が多かった。
また、オセアニア通貨は買いが優勢で、豪ドル円(AUD/JPY)のロングは3.0%増加、NZドル円(NZD/JPY)のロングも12.9%増加した。加えて、ユーロドル(EUR/USD)もロングが13.6%増加した。
| 通貨ペア | 売ポジション(Short) | 買ポジション(Long) |
|---|---|---|
| USD/JPY | 6.8% | -5.8% |
| EUR/JPY | 1.1% | 1.0% |
| EUR/USD | 0.6% | 13.6% |
| GBP/JPY | 5.5% | -0.7% |
| AUD/JPY | -0.6% | 3.0% |
| NZD/JPY | -6.2% | 12.9% |
| ZAR/JPY | 0.5% | -0.7% |
| TRY/JPY | 5.2% | 0.5% |
| CNH/JPY | 0.2% | -7.9% |
| MXN/JPY | -0.8% | 0.2% |
| SGD/JPY | 0.2% | -5.9% |
