
ドル円レポート:160円の壁再び?原油急伸・米金利高VS日銀利上げ観測の綱引き相場
ニューヨーク市場:米指標の好転と中東地政学リスク・原油急伸がドルを押し上げ
NY時間に発表された「米8月NY連銀製造業景気指数」および「8月NAHB住宅市場指数」がいずれも市場予想を上回り改善。また、米イラン和平覚書(MOU)の期限を巡る協議行き詰まりやイランによるタンカー拿捕報道、トランプ米大統領の強硬発言を受け、供給混乱の長期化懸念から原油先物価格が上昇。これに伴いドル買いが進行し、ドル円は159.596円まで上昇しました。
本日18日のアジア時間:日銀利上げ観測と押し目買いが交錯し、159円ちょうど近辺で推移
アジア時間では、ドル円は159.00円ちょうど近辺でのもみ合いとなっています。日銀による早期利上げ観測から追随買いは限定的となる一方で、米金利水準の高さや中東リスクに伴うドル需要から、159円割れ水準では押し目買いがしっかりと入り、底堅い値動きが続いています。
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
