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ドル円午前の為替予想、原油高・円安 節目の160円を試す展開も 2026/8/18

午前の為替予想は… 原油高・円安 節目の160円を試す展開も

作成日時 :2026年8月18日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田 卓也

ドル円予想レンジ

158.500-160.200円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%上昇。一時159.60円付近まで上昇して日米協調円買い介入が行われた先月31日以来の高値を付けた。アジアタイムには158.80円台へと弱含む場面もあったが、NYタイムは中東情勢をめぐる不透明感を背景に原油価格が上昇する中、ドル買い・円売りが優勢だった。なお、原油価格の上昇は日本の貿易赤字拡大につながることから円安要因として市場に認知されている。6月まではホルムズ海峡の封鎖に伴い輸入量が限られたため原油価格が上昇しても貿易赤字は大幅に増えなかったが、7月以降は中東産以外の輸入増加が見込まれることから赤字が拡大する公算が大きい。実際、今週20日に発表される日本7月貿易収支(通関ベース)は6490億円の赤字が予想されており、赤字額は6月の4069億円から膨らむ見通しだ。原油価格が現状水準で高止まりすれば8月の貿易赤字はさらに拡大することになろう。こうしたファンダメンタルズ由来の円売り圧力を、日銀の利上げ期待で抑え込めるとは思えない。トランプ米大統領がイランとの戦闘終結に向けた覚書を延長しない考えを示し、オマーンに対しても爆撃を辞さない姿勢を強調する中、本日も原油価格の上昇が続くようなら、ドル/円は節目の160円突破を試す可能性があると見ている。

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。