前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。
作成日時:2026年8月14日 15:10
8月13日〜8月14日のドル円市況|ドル円、閑散相場で小動き
8月13日、原油価格の下落が先行する中で、ドル高の流れも後退し、ドル円は159.018円まで下落した。その後、原油価格が下げ渋る展開となると、ドル買い戻しの動きも散見され、ドル円は159.566円まで上昇した。
8月14日、本邦投資家の多くが夏季休暇中であるほか、目新しい材料も出なかったことから、ドル円は159.40円を中心として狭いレンジでの振幅が続いた。ただ、一部通信社が「日銀は早ければ9月に利上げ、ペース加速も」と報じた場面で、ドル円は159.143円まで下落した。

FX取引金額と個人投資家ポジション動向|取引額は平均を大きく下回る
取引金額は前日比25.0%減少し、20営業日平均も26.8%下回った。市場全体が夏枯れ相場と言えるような雰囲気で、個人投資家も積極的な取引を控えている模様。
取引のバランスは「買 57% / 売 43%」と買いが優勢だった。
| ■取引金額 上段:前日比 下段:過去20営業日平均比 |
■売建玉 上段:前日比 下段:比率 |
■買建玉 上段:前日比 下段:比率 |
|---|---|---|
| -25.0% | 2.6% | -1.4% |
| -26.8% | 43% | 57% |
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額
市場シェア上位通貨ペア|ドル円、圧倒的シェア継続
ドル円(USD/JPY)の市場シェアは 80.3%と圧倒的。2位は豪ドル円(AUD/JPY)の4.8%、3位はメキシコペソ円(MXN/JPY)の3.5%と続いた。前日からの増減幅はどの通貨ペアでも小さく、全体的に手掛かりが不足した状態だった。
| 順位 | 通貨ペア | 市場シェア | 前日比 |
|---|---|---|---|
| 1位 | USD/JPY | 80.3% | -0.8% |
| 2位 | AUD/JPY | 4.8% | 0.5% |
| 3位 | MXN/JPY | 3.5% | -1.0% |
| 4位 | TRY/JPY | 2.4% | -0.2% |
| 5位 | NZD/JPY | 2.0% | 0.7% |
| 6位 | ZAR/JPY | 1.4% | 0.4% |
| 7位 | GBP/JPY | 1.4% | -0.1% |
| 8位 | EUR/JPY | 1.0% | -0.2% |
| 9位 | EUR/USD | 1.0% | 0.2% |
| 10位 | AUD/USD | 0.6% | 0.0% |
※外貨ネクストネオ取り扱い42通貨ペアのうち、上位10通貨ペア
主要通貨ペアのポジション増減|欧州通貨のロングが増加
豪ドル円(AUD/JPY)の売りポジション(ショート)が3.3%減少した一方、買いポジション(ロング)は3.2%増加した。それに対して、NZドル円(NZD/JPY)のショートは4.0%増加、ロングは0.1%減少とオセアニア通貨で明暗が分かれた。また、ユーロドル(EUR/USD)のロングが0.5%増加、ユーロ円(EUR/JPY)のロングが3.7%増加、ポンド円(GBP/JPY)のロングが1.8%増加と欧州通貨を買う動きが目立った。
| 通貨ペア | 売ポジション(Short) | 買ポジション(Long) |
|---|---|---|
| USD/JPY | 6.5% | -4.7% |
| EUR/JPY | -0.1% | 3.7% |
| EUR/USD | 2.1% | 0.5% |
| GBP/JPY | -0.5% | 1.8% |
| AUD/JPY | -3.3% | 3.2% |
| NZD/JPY | 4.0% | -0.1% |
| ZAR/JPY | -11.7% | 2.4% |
| TRY/JPY | -8.5% | 0.6% |
| CNH/JPY | -2.1% | 11.8% |
| MXN/JPY | 5.4% | -1.9% |
| SGD/JPY | -0.3% | 6.2% |
