
8月14日の日経平均は一時1,000円超上昇し、69,000円台まで上値を伸ばしています。
米国ではCPIに続いてPPIでもインフレ鈍化傾向が確認され、FRBによる早期利上げ観測が後退しました。米金利の低下を受け、米国株式市場ではAI・半導体関連銘柄が上昇。この流れが日本株にも波及しています。
東京株式市場では、アドバンテストやソフトバンクグループ、キオクシアホールディングスなどが上昇を牽引しています。
来週の日経平均は、心理的節目となる70,000円を突破できるかが焦点となりそうです。
⚫️予想レンジ:67,500〜71,500円
日経平均見通し|一時1,000円超上昇、69,000円台へ
日経平均は上昇基調を強めています。
8月14日には一時1,000円を超える上昇となり、69,000円台まで上値を伸ばしました。
背景にあるのが、米国のインフレ鈍化と米金利の低下です。
13日に発表された米7月PPIは市場予想を下回り、前日に発表されたCPIに続いてインフレ鈍化傾向が確認されました。これを受けてFRBによる早期利上げ観測が後退し、米金利は低下。米国株式市場ではAI・半導体関連銘柄を中心に買いが入りました。
この流れは東京市場にも波及しています。アドバンテストやソフトバンクグループ、キオクシアホールディングスなど、AI・半導体関連銘柄が日経平均の上昇を牽引しています。日経平均は一時69,000円台まで上昇しており、心理的節目となる70,000円が目前に迫っています。
最新の日経平均チャート|70,000円突破が焦点

日経平均は7月末に61,000円台まで下落した後、8月に入って急速に反発しています。
足元では69,000円台まで上昇しており、70,000円突破が目前です。チャートを見ると、7月末の安値を起点に切り返す動きが鮮明となっています。70,000円を明確に上抜ければ、次は71,000円台が意識されます。
一方、短期間で大きく上昇しているため、70,000円付近では利益確定売りが強まる可能性にも注意が必要です。
来週の日経平均は米景気と金利に注目
来週の日経平均を左右するのは、引き続き米国の景気と金利です。
CPIとPPIの結果を受け、米国ではインフレ再加速への警戒が後退しています。ここから株式市場にとって好ましいのは、インフレが鈍化する一方で、米景気の底堅さが維持される展開です。
米小売売上高などで個人消費の底堅さが確認され、米金利も落ち着いた状態が続けば、AI・半導体関連株への買いが継続しやすくなります。その場合、アドバンテストやソフトバンクグループなど値がさ株が日経平均を押し上げ、70,000円突破につながる可能性があります。
一方、米経済指標が強すぎれば、FRBの利上げ観測が再び高まり、米金利が上昇する可能性があります。足元の日経平均はAI・半導体関連株の上昇による影響が大きいため、米金利が再び上昇した場合には調整リスクに注意が必要です。
来週の日経平均見通し|70,000円突破を試す展開か
来週の日経平均は、69,000円前後を下値に、70,000円突破を試す展開を想定しています。
CPIに続いてPPIでも米国のインフレ鈍化傾向が確認され、FRBによる早期利上げ観測が後退したことは日本株に追い風です。米金利の低下を背景にAI・半導体関連株への買いが続けば、日経平均は70,000円を突破し、71,000円台まで上値を伸ばす展開が視野に入ります。
一方、日経平均は短期間で大きく上昇しています。70,000円は心理的な節目であり、利益確定売りが出やすい水準でもあります。
来週は、「米金利の低下が続くか」「AI・半導体株への買いが継続するか」「70,000円を突破できるか」の3点がポイントとなりそうです。
