東証プライムの売買代金は概算で10兆0200億円。業種別では銀行、ガラス・土石、電気機器などが上昇した一方、ゴム製品、鉄鋼、その他製品などが下落した。MSCIの構成銘柄見直しで新規採用が決まったKOKUSAI ELECTRICが大幅上昇。半面、除外が決まった西武ホールディングスが大幅に下落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1010/値下がり498。村田製作所や太陽誘電など電子部品株が急伸。キオクシアHDは後場に失速したものの4%近い上昇となった。レーザーテックやディスコなど半導体株が強く、アドバンテストが上場来高値を更新。筑波銀行や山形銀行など地銀株の多くに強い動きが見られた。決算発表銘柄ではTOPPANが一時ストップ高となり、弁護士ドットコムがストップ高となった。
一方、AI関連が買われる中でもフジクラや古河電工など電線株は軟調。スクエニHD、カプコン、コナミGなどゲーム株の多くが売りに押された。ブロードリーフやライフネット生命が決算を受けて大幅安。海外でファイナンスを実施すると発表したDMG森精機が急落した。
日経平均は大幅上昇。AI関連が人気化したが、値上がり銘柄も多く、印象の良い上げ方であった。10日に66000円、12日に67000円、本日68000円を終値で上回っており、7万円の節目も射程圏内に入ってきた。米国では本日7月の生産者物価指数(PPI)が発表される。また、引け後にはアプライド・マテリアルズが決算発表を予定している。PPIがそれほど強くなく、アプライド・マテリアルズの決算反応が良好であれば、AI関連にはさらなる上昇余地が出てくる。アドバンテストが本日上場来高値を更新してきただけに、他の半導体株に追随して動きが良くなる銘柄が出てくるかに注目したい。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
