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ドル円午前の為替予想、米雇用統計の弱い結果もドル売りは一時的 次の材料の見極めへ 2026/8/10

午前の為替予想は… 米雇用統計の弱い結果もドル売りは一時的 次の材料の見極めへ

作成日時 :2026年8月10日7時50分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉

ドル円予想レンジ

157.100-158.500円

前日の振り返りとドル円予想

7日のドル/円は終値ベースで約0.5%下落。米7月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想に反して減少に転じるなどの弱い結果となったことでドル売りが強まると、156.63円前後まで急落した。その後は急落した反動で買い戻しが入ったものの、158円台に乗せるには至らなかった。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)では、米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利上げの織り込みが、雇用統計前の約60%から40%台半ばまで低下しているものの、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)までには今週12日に発表される米7月消費者物価指数(CPI)のほか、米8月雇用統計や米8月CPIの発表もあるため、ドル売りが一方的に強まる展開にはなりにくいだろう。他方で、イラン情勢を巡ってはイランのアラグチ外相が「米国との直接協議は現時点で不可能」との認識を示していることで、先行きを巡る楽観論は後退している。NY原油(WTI)先物価格が高止まりすれば、円買いを進める材料にもなりにくい。本日は米国の主要な経済指標の発表もないため、ドル/円は157円台後半から158円台前半を中心に方向感を探る展開となりそうだ。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。