
トルコリラ積立を残高不足で止めない みんなの銀行で「入金の手間」まで自動化
トルコリラ/円の積立を始めるとき、多くの方は買付の金額、購入頻度をじっくり考えます。
その一方で、後回しになりやすいのが取引保証金(注文に必要なお金)の入金です。
最初にまとまった資金を入れて注文設定を済ませても、口座残高は買付のたびに減っていきます。仕事や家のことに追われるうちに追加入金を忘れ、気づいたら残高不足で定期買付が止まっていた——。そんなことも起こり得ます。
これは、積立を続ける意思が足りないから起きるわけではありません。「残高を確認して、必要な金額を入金する」という慣れない作業を、その時々で思い出す、に頼っていることが原因です。
せっかくコツコツ積み立てるなら、買付方法だけでなく、資金を入れるところから仕組みにしておきたいところです。その方法のひとつが、日本初のスマホ完結型デジタルバンク(ネット銀行)であるみんなの銀行と外為どっとコムの連携です。
トルコリラ/円は「安いときに多く買える」
トルコリラ/円を一度にまとめて買うと、ポジション保有した直後の下落がそのまま大きな損失につながることがあります。
一方、毎日・毎週・毎月など決まった間隔で同じ金額を買い付ければ、価格が高いときには少なく、安いときには多く買うことになります。これがドルコスト平均法の基本的な考え方です。

外為どっとコムの「らくらくFX積立(らくつむ)」なら、トルコリラ/円を100円以上1円単位で買い付けられ、購入頻度は毎日・毎週・毎月から選べます。購入額、購入頻度、レバレッジを設定すれば、その後の買付は自動で行われます。[外貨積立「らくつむ」の特長]
もちろん、ドルコスト平均法を使えば必ず利益が出るというものではありません。トルコリラ安が長く続けば、トルコリラ円の平均購入単価が下がっても評価損が膨らむ可能性はあります。
それでも、購入時期を一度に決めず、小さく分けて買うことには意味があります。「今が底か」を毎回当てにいくのではなく、価格が下がった局面も買付機会として取り込めるからです。
買付は自動でも、資金は自動で増えない
らくつむで定期買付を設定すれば、注文そのものは自動化できます。
ただ、らくつむ口座の資金がなくなれば、買付は続きません。外為どっとコムでは、定期買付の残高が不足している場合に、買付前営業日の正午にメールやプッシュ通知で知らせる機能を用意しています。残高不足などで定期買付が停止した場合にも通知が届きます。[残高不足アラートについて]

メール通知設定またはプッシュ通知設定から、残高不足アラートを設定できます。出典:外為どっとコム
とても便利な機能ですが、しかし通知を受け取った後に自分で入金するという手間は残ります。
「あとで入金しよう」と思って、そのまま忘れる…。忙しい方ほど、このひと手間がせっかくのコツコツ積立を止める原因になりがちです。
そこで考えたいのが、買付だけでなく入金も先に設定しておくことです。
みんなの銀行なら、外為どっとコムへの入金も定額で自動化できる
外為どっとコムでは、みんなの銀行口座と連携することで「定額自動入金」を利用できます。
頻度と金額を一度設定すれば、みんなの銀行口座から外為どっとコムの各サービスへ自動で入金されます。入金頻度は毎週・毎月・3カ月ごとから選べ、振込手数料は無料です。

外為どっとコムのマイページから、みんなの銀行口座との連携を進めます。出典:外為どっとコム
最低金額は1回1万円で、次のタイミングで順次入金処理が行われます。
- 毎週:毎週水曜日
- 毎月:毎月26日
- 3カ月ごと:3月、6月、9月、12月の各26日
設定は最大5件まで登録できます。[みんなの銀行口座からの定額自動入金]

入金額、頻度、入金先を指定して定額自動入金を設定します。出典:外為どっとコム
みんなの銀行からの入金と、らくつむの定期買付。この2つを組み合わせれば、「資金が減ってきたら自分で入金する」という作業を減らせます。
積立を始めるときに、次の2つをセットで設定しておくイメージです。
- みんなの銀行から、らくつむ口座への定額自動入金
- らくつむでのトルコリラ/円の定期買付
これなら、積立を続けるために何度も入金画面を開く必要がありません。
入金額をすべて買い付けに回す必要はない
定額自動入金は1回1万円以上ですが、入金した1万円をすべて投資に回す必要はありません。
例えば、毎月1万円を自動入金し、トルコリラ/円を1日300円ずつ買い付ける方法が考えられます。月の買付日数を20営業日とすれば、買付額は月6,000円程度です。
残りは口座内に置いておき、相場変動などに備える余裕資金にします。
大切なのは、入金額と買付額を同じにして毎月の資金を使い切ることではありません。積立が残高不足で止まらないよう、買付額より少し多めに資金を用意しておくことです。
ただし、みんなの銀行側の残高が不足していれば、自動入金はできません。毎月の積立額は、生活資金に影響しない範囲で決めておきたいところです。
スイスフラン/トルコリラでも、入金を仕組みにする
トルコリラへの投資先には、トルコリラ/円のほかにスイスフラン/トルコリラ(CHF/TRY)なども検討できます。
スイスフラン/トルコリラは、「売る」(ショート)と、低金利のスイスフランを売って高金利のトルコリラを買う形になります。円相場の影響を切り離しながら、スイスとトルコの金利差に注目できるのが特徴です。
スイスフラン売りを使った金利差トレードの考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ただし、スイスフラン/トルコリラは「らくつむ」の定期買付対象ではなく、「外貨ネクストネオ」で取引する通貨ペアです。
そのため、トルコリラ/円のように定額買付まで自動化することはできません。毎週や毎月など、自分で決めた日に一定数量を売る形になります。一定数量の取引は円ベースの定額購入ではないため、厳密にはドルコスト平均法と同じではありません。
みんなの銀行の定額自動入金で自動化できるのは、あくまで取引資金を入れる部分です。注文は自分で行う必要があります。
それでも、「毎月、入金してから注文する」のではなく「資金は定期的に入るので、決めた日に注文だけ行う」という形にすれば、取引にかかる作業はひとつ減らせます。
なお、市場が不安定になると、安全資産とされるスイスフランが買われ、トルコリラが売られることがあります。この場合、スイスフラン/トルコリラの売りポジションでは為替差損が拡大する可能性があります。高いスワップポイントだけで判断せず、取引数量はご自身で安心して取引できる範囲に留めたいところです。
コツコツ積立は、意思より仕組みで続く
為替相場を毎回確認して、そのうえ入金日まで覚えておくとなれば、外貨投資に慣れない方には負担となりえます。
だからこそ、トルコリラの積立を始めるなら、買付設定だけで終わらせずに、みんなの銀行との連携までセットで考える、ということは有効な選択肢だと思います。先に定額自動入金を設定し、その範囲内で無理のない買付額を決めておけば、残高不足で積立が意図せず止まる可能性を減らせます。
トルコリラ/円なら、入金と定期買付の両方を仕組みにする。スイスフラン/トルコリラなら、入金の手間を軽減する。
積立を長く続けるために必要なのは、相場を正確に予想し続けることだけではありません。「うっかり忘れても、途切れず続く状態」を、最初につくっておくことだと思います。

