
午前の為替予想は… ドル/円、155円に強いサポート 4日連続の介入には警戒感
作成日時 :2026年8月4日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田 卓也
ドル円予想レンジ
155.200-158.200円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落。日本政府・日銀が3営業日連続で円買い介入を実施した模様で、東京市場では157円台後半から155.20円台まで急落する場面があった。その後はショートカバーなどで下げ幅を縮小したが、急落前の水準には戻せず157円台前半で取引を終えた。中東情勢の緊張緩和を背景に欧米株が大幅高となったにもかかわらずクロス円の動きは鈍く、市場は円売りに慎重な姿勢を維持しているようだ。引き続き、追加介入への警戒感が円売りを抑制すると見られ、ドル/円は本日も上値の重い展開が予想される。もっとも、日米財務相が昨日発表した「円安是正に向けた取り組み」で示されたのは大部分が意気込みや決意表明で、実質的な手段は市場介入しかなかった。介入は所詮、時間稼ぎでしかなく相場のトレンドを変えることはできないとの見方も根強い中でドル/円の下値は限られそうだ。155円付近はゴールデンウイーク前後の介入局面でも下げ止まったことから強い下値支持として意識されている。4営業日連続の実弾介入がなければこの水準は維持される公算が大きい。
今朝 最新のドル/円チャート

レポートの本編は「外為どっとコムレポート」でチェック
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
