
このレポートでは、メキシコペソとアメリカ経済や日本円との為替レートの動き、メキシコペソの見通し、そしてその影響を受ける可能性がある要因について詳しく解説します
執筆:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
X(Twitter): https://twitter.com/KandaTakuya
メキシコ「協議は建設的」と評価も、自動車巡り米との見解に相違
メキシコの上半期(2026年1~6月)の輸出は3897億ドルとなり、大半を占める米国向けの輸出が好調だったことから前年同期比で25%増加した。主力の自動車は小幅増にとどまったが、「自動車以外」の増加が目立っており、AI・半導体関連の輸出がけん引したと見られる。その影響もあって30日に発表されたメキシコの4-6月期国内総生産(GDP)は前期比+1.5%と1-3月期の-0.6%から大きく持ち直した。いずれにせよ、メキシコ経済は米国依存度がきわめて高い。それだけに、現在も交渉が続くUSMCA(米・メキシコ・カナダ協定)見直しの成否が重要だろう。
メキシコペソ/円 週足チャート

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。

