※ライブ配信終了後は、録画動画に切り替わります。
<概況(7/30)>
・ドル/円は約40年ぶり(1986年以来)の164円台を視野に入れたあと反落
・米国とイランの緊張激化による「有事のドル買い」で163.91円まで上昇したものの、FOMC声明とウォーシュFRB議長の発言を受けて金融政策の先行き不透明感が強まり、163.23円まで日通し安値を更新
・一部に「サプライズ利上げ」の思惑があったため、据え置き決定でドルが売られたという整理
<振り返り(前日の材料)>
・FOMCは据え置き — FF金利誘導目標は3.50%〜3.75%で維持。事前のOISでは据え置き約70%・利上げ約30%と読み切れない状況で、一部に「サプライズ利上げ」の思惑があった分、据え置き+ウォーシュFRB議長が利上げに慎重姿勢を示したことでドル売りに転じた
・中東リスクは再燃— イランによるヨルダンの米軍基地攻撃を受け、トランプ大統領が対イラン報復攻撃を警告。原油高に連れた金利上昇でドル買いが先行した局面もあった
<見通し(今日のポイント)>
・ドル売りの持続性は乏しい との見方が主軸。理由は3点 —
①ウォーシュ議長がインフレ抑制姿勢を強調し市場の9月利上げ観測は維持されている
②トランプ大統領のイランへの「強力な打撃」発言で中東懸念が再燃
③ドル以外の通貨に対する円売りが根強い
<結論>
・FOMC据え置き+ウォーシュ議長の慎重姿勢という「サプライズ利上げ不成立」でドルは反落したが、これは思惑の巻き戻しによる一時的な調整との見方が優勢
・9月利上げ観測が生き残っている限り、ドル/円の下値は堅い。加えて中東情勢の再緊迫化とクロス円主導の円売りが下支え要因
・短期の分水嶺は今晩の米6月PCE。上振れなら利上げ観測が強まり164円台(1986年以来の水準)トライ、下振れなら162円台後半への調整余地
・ただし164円接近=介入ゾーンであり、上抜けても値動きが荒くなる前提でリスク管理を。明日の日銀会合を控え、本日は方向を決め打ちせず「PCE→日銀」の二段構えで臨むのが妥当
番組紹介:外為どっとコム総合研究所の為替アナリストが平日12時からライブ配信を行います
【FX初心者必見】外為どっとコム運営FX情報サイト「マネ育チャンネル」最新レポート!
米ドル/円、豪ドル/円、英ポンド/円など主要通貨ペアの為替動向を、最新ニュースに基づく生解説で徹底分析します。
昨日のニュースで変動したレートの振り返り、今日以降の見通し、注目イベントも分かりやすく説明。
外為どっとコム総合研究所の為替アナリストが、FX初心者向けに平日12時頃から毎日ライブ配信を実施。
1カ月見続ける事で、外国為替市場の「今」を把握し、FX取引をしっかり始められる内容をお届けします。

YouTubeチャットのガイドライン 禁止行為
・配信内容に関係のない投稿
・人が嫌がる下品な投稿
・人を傷つける攻撃的な投稿
・社会的に容認されないと判断される投稿
・宣伝・スパムとみなされる投稿
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
