
ドル円レポート:FOMC通過でドル売り加速、163円台前半へ下落
ニューヨーク市場:FOMCとウォーシュ議長発言で再び急落
日米の中銀イベント(FOMC・日銀決定会合)を目前に控え、市場では事前にポジションを調整する動きが優勢となり、一時163.281円まで下落しました。
その後、イランによるヨルダン米軍基地攻撃に対しトランプ大統領が強硬な報復姿勢を警告。原油先物価格の上昇とともにリスクオフ・原油高に伴うドル買いが強まり、163.900円まで巻き返しました。
注目のFOMCでは、一部でサプライズ利上げ観測もあったものの、政策金利(FFレート誘導目標:3.50〜3.75%)は9対3の賛成多数で据え置きが決定されました。
本日30日のアジア時間:163円半ばでもみ合い、アジア勢の反応を注視
本日アジア時間のドル円は、163円台半ばで小動きとなっています。昨日のFOMCおよびウォーシュ議長会見に対するアジア市場の消化具合や、依然として緊迫する中東・イラン情勢を睨みながらの神経質な推移が予想されます。
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
