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【見通し】29日香港株=神経質な展開か、中東情勢を注視

29日の香港市場は神経質な相場展開か。原油安と米長期金利の低下が続く一方で中東不安がくすぶっており、投資家が積極的な売買を手控えそうだ。米中央軍は28日、イラン革命防衛隊が中東地域の米軍基地に向けて弾道ミサイルを発射し「奇襲攻撃」をしてきたとSNSで発表した。米国とイランは攻撃の応酬を24日以降は休止していたが、トランプ米大統領が報復を指示する可能性がある。

 ハンセン指数は前日に続伸し、終値で6月3日以来2カ月弱ぶり高値を付けただけに、利益確定売りが出やすい。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を日本時間30日未明に控え、次第に様子見ムードが広がる展開があり得る。

 一方、28日の米原油先物市場は3日続落し、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)9月物は一時77.78米ドルと期近物として2週間ぶりの安値を付けた。原油安を受けてインフレ懸念が薄れ、米長期金利も3日続落した。

 28日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が3営業日続伸したものの、ハイテク株主体のナスダック総合は5営業日続落した。相場の上昇を主導してきた高値圏の半導体株から、ヘルスケアや金融といったオールドエコノミーセクターへの資金シフトが進行した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は大型ネット株のテンセント(00700)と美団(03690)、保険株のAIAグループ(01299)が香港終値を上回った半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って引けた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ