
午前の為替予想は… FOMC、市場は金利据え置きを織り込みきれず タカ派的なら164円台乗せへ
作成日時 :2026年7月29日8時15分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
ドル円予想レンジ
163.000-164.800円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースでは10銭未満の小幅高だった。一時163.95円前後まで上昇して先週付けた約40年ぶりの高値(163.99円前後)に迫ったものの、米国とイランの対立に緩和の兆しが見られる中で原油価格が大幅に続落したことから伸び悩んだ。もっとも、翌日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げに踏み切る可能性も残されていることから下値も堅かった。
本日のFOMCでは、まず政策金利の決定に注目が集まっている。ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長がフォワードガイダンスを示すことに消極的な姿勢を示していることから、市場はFOMCの政策決定を読み切れていない。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)では据え置きの確率が約70%、利上げの確率が約30%となっている。そのため、利上げ、据え置きいずれの結果となったとしても、ドル/円は一時的に大きく動くことになるだろう。特に、利上げに踏み切った場合や声明が市場にタカ派的と受け止められた場合は、約40年ぶりの164円台に乗せる公算が大きい。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
