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【トルコリラ毎日積立】マイナス7円が2万3,000円に!「らくつむ」運用成績を報告

※外貨積立(らくつむ)は『らくらくFX積立』の愛称です。外国為替証拠金取引であり、外貨預金ではない点にご注意ください。

私が2025年4月1日に外為どっとコムの「らくつむ」を始めてから、約1年3カ月が経ちました。高スワップポイントに期待して、トルコリラに毎日100円で投資するようになってから、少しずつ「らくつむ」の使い方を覚え、投資対象を増やしたり、機能を使って、運用の仕方を変えたりしてきました。あれから1年が経った2026年4月1日時点の運用成績はどのようなものだったのか気になりませんか?さらに3カ月が経った今は、どんな状況になっていると思いますか?これは1年3カ月間、「らくつむ」を続けてきた私のリアルな運用成績の報告です。

スタート時、7円の評価損が1年後に1万5,000円超の評価益

2025年4月1日に口座に資金3万円をいれ、トルコリラを毎日100円で買い付けることから始まった私の「らくつむ」。スタートの翌朝に確認すると、ご覧の通りマイナス7円の評価損でした。そして1年後の2026年4月1日には、トルコリラと2通貨ペアの合計で1万5,000円超の評価益になりました。さて、あなたはこの状況を、どのように評価されるでしょうか?

どうしてマイナス7円がプラス1万5,000円超になったのか。この理由を明らかにするためには、まず、最初に私が投資対象に選んだトルコリラ、そして、途中から始めたメキシコペソの相場が、どのように動いたのを確認する必要があります。それぞれのチャートから分析してみましょう。

下げ止まらないトルコリラ

まずはトルコリラ/円相場の週足チャートです。ご覧の通り、2026年7月時点でも、円高・トルコリラ安のトレンドは継続中です。インフレ抑制のためにトルコ中央銀行は利下げ路線を敷いている一方で、日本は政府・日銀による金融引き締めの姿勢をとっています。

トルコリラ/円相場の週足チャート(2025年4月~2026年7月)

最新(2026年6月末)の両国の政策金利はトルコが37%、日本が1.0%です。その差は依然として大きく、スワップポイントを狙った個人投資家によるトルコリラ買い需要も根強く続いています。そのため、1トルコリラは3.5円前後という過去最安値圏でのレンジ相場となっています。

トルコと日本の政策金利

トルコリラ/円相場は軟調な展開が続くが、大きな政策金利差が急に縮まることはないだろう」と考えていた私は、「円高はむしろトルコリラがたくさん買えて、獲得できるスワップポイントも増やせるチャンス」と判断して、2025年7月1日から、毎日の買付金額を100円を200円に変更しました。その後、自分の予想を超える「円高・トルコリラ安」の相場が続いていますが、買い増しによって獲得できるスワップポイントが増えたこともあり、2025年の8月に評価損益がプラスに転じて以降、一度もマイナスに戻ることなく、順調に評価益を積み上げてきました。

評価益は順調に増加

その後、2025年10月にトルコリラは2,823円の評価益、2026年1月に相場が少しだけ円安方向に振れると、8,898円まで評価益が増えました。結果的に全体の評価益も大きく伸びて、過去最高となる1万3,289円になりました。

上昇続くメキシコペソ

2025年7月にトルコリラの買い増しと同時に、新しく始めたメキシコペソの積立についても振り返ってみます。こちらは毎日100円で買い付けることにしました。トルコリラほどではありませんが、メキシコペソも高金利通貨として知られています。積立を開始した2025年7月のメキシコの政策金利は8%、日本は0.5%でした。2026年7月現在、メキシコは6.5%、日本は1%で、5%を超える金利差があります。

メキシコペソ/円相場の週足チャート(2025年4月~2026年7月)

もともと、メキシコペソはスワップポイント獲得よりも、相場が「円安・メキシコペソ高」に進むことを期待していました。メキシコペソ/円相場の週足チャートからもわかるように、現在も円安・メキシコペソ高のトレンドが継続しています。

メキシコペソは当初の期待通りにスポット評価益、スワップ評価益ともに順調でした。トルコリラの運用状況の説明に使った上記の画面からもわかるように、評価益は着実に伸びて、2026年1月には約4,390円になりました。

急な円高でも意外に大丈夫

今年の1月後半から2月上旬にかけて円は急伸しました。皆さんの記憶にもあると思います。2026年1月23日〜24日かけて実施されたとするレートチェック、その後のトランプ大統領の「ドル安」発言、日銀による金融政策正常化へ向けた利上げの動きから円は急進し、1ドル=160円を目前にしていた米ドル/円相場は、1ドル=152円半ばまで円高となりました。

「らくつむ」は円で外貨を購入します。円安になればなるほど評価益は増えて、逆に円高になればなるほど評価益は下がります。つまり、急激な円高は「らくつむ」にとってリスクなのです。

急激な円高で一時は評価益が減少

2026年1月後半に米ドル/円市場で6円近く円が急伸すると、トルコリラ/円相場でも円高が進行しました。その結果、スポット評価が大きく値を下げてしまい、トルコリラの評価益は1月15日の8,898円から、2月12日は5,224円と約3,500円も減少してしまいました。

一方のメキシコペソ/円相場は、米ドル/円相場ほど円高方向には振れずに、戻りも速かったことから、2月12日のメキシコペソの評価益は、むしろ1月15日よりも増えていました。全体の運用状況では、トルコリラの減少分だけで済んだため、評価益は9,634円に踏みとどまりました。円高に動いた時期は、毎日「らくつむ」の運用状況を確認しましたが、この評価益が「底」でした。

・「(動き方が)異なる通貨ペアを複数持って『通貨分散』する」
・「少額で毎日買い付ける『ドルコスト平均法』で『時間分散』する」

これらはいずれも投資の教科書で教わるようなリスク管理方法ですが、その正しさを、改めて実感する結果となりました。

結局、2026年3月に入ると、相場では再び円安が進行しました。すると「らくつむ」の評価益も回復して、1月の評価益を上回る1万4,863円となり、過去最高を更新しました。

スワップポイントを再投資

私が「らくつむ」を開始してから1年が経った2026年4月1日の評価益は、冒頭でご紹介した通り、過去最高の1万5,683円でした。1年間「らくつむ」を続けたきた私の感想は、「円安トレンドが続いている今の状況は、らくつむにとって、とても『追い風』である」ということです。そして、私はこの円安トレンドをさらに生かすことにしました。それは、「らくつむ」の機能のひとつであるスワップポイントの「再投資」を利用することにしたのです。

外為どっとコム「Market Next」で月間スワップポイントランキングを確認

まず、外為どっとコムの「Market Next」というアプリにアクセスして、月間スワップランキングを確認しました。こちらでは各通貨ペアごと実施したテクニカル分析などが提供されており、今後の相場の予測に役立てる情報がたくさんあります。

そこで、私はメキシコペソのスワップポイントが1カ月間に458円つくことを確認(2026年7月現在)しました。私は月1のペースで、スワップポイントを再投資するようにしたいと考えていたので、「らくつむ」のメキシコペソの運用状況のページにアクセスし、スワップポイントが400ポイント以上貯まると、自動的に再投資するように設定しました。再投資する金額を決めて、ボタンを押せばそれで設定は完了です。これで月1回、400ポイントを超えた日は、通常の100円に400ポイントを加えた金額で買付が実行されようになりました。

ゆっくりと最高評価益を更新中

それでは最後に4月1日から3カ月経った2026年7月1日の評価損益をご紹介します。ご覧の通り、わずか3カ月で評価益は8,000円近く増えました。

ゆっくりと最高評価益を更新中

この間、米ドル/円相場では1ドル=162円台という歴史的水準まで円安が進行しました。それを防ごうと日本の政府・日銀は月間ベースで過去最大の約11兆7,300億円という「ドル売り・円買い」介入を実施しています。介入直後の急激な円高にさらされながらも、結局、私の「らくつむ」は、ゆっくりと過去最高の評価益を更新してきています。

\まずは100円からOK!/

知らない間に評価益が増える

現在、他の通貨に対して、日本円はほぼ全面安の状況です。私は今、「少なくとも円安トレンドが継続する間は、『らくつむ』で資金を運用したい」と思っています。

私はメキシコペソだけでスワップポイントの再投資を行いました。金利差の一番大きいトルコリラで「再投資」をしなかったのは、「トルコリラ/円相場の先行きが予測しにくく、スワップポイントを貯め続けたほうが評価益が維持できる」と考えたからです。為替相場の状況を考えると、「メキシコペソでの積立開始」や「4月のスワップポイント再投資」は、「上出来だった」と思っています。

3万円という少額資金で始めた「らくつむ」。評価損マイナス7円でスタートし、最初の4カ月間は評価損が続きましたが、8月に黒字になってからは、常に評価益が続いています。2026年7月1日時点の運用資金は21万円、上記の通り、全体の評価益は2万3,006円です。

「らくつむ」は、急に評価益が増えることはありません。ただ、私は買付を毎日、少額で実行していることもあり、相場の急変時でも、評価損が急拡大する印象はありません。いわゆる「FX」投資とは異なり、「知らない間に増えている」「気がついたら増えている」ような金融商品です。

個人的な感想をさらに付け加えると、銀行に21万円を預けていても、1年3カ月で2万3,000円の利息がつくことはありません。少しずつかもしれませんが、しっかりと利益が積み上がっている「らくつむ」の状況に「大満足」しています。

私は今、「どの通貨を選択し、どのように積み立てると、さらに評価益が増やせるのか」を研究しています。いわゆる「FX」投資とは少し違った楽しさがあります。今の私にとって最大の課題は「通貨ペアの上手な乗り換え」だと思っています。

少額から始めて、じっくり育てる。あなたも今日から始めてみませんか?

 

ライターK
大学卒業後、テレビ制作会社に勤務、NHKや民放局の報道番組でディレクターを務める。その後、出版業界に転じて金融・経済誌の編集者や記者として、政治・経済・金融などの記事制作に携わってきた。現在はフリーで活動中。FX歴は10年以上。実際にポジションを持って、FXトレーダーたちのトレード手法を確認する日々を送っている。