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FX/為替「ドル/円今日の見通し|163円値固めから高値更新を窺う」 外為どっとコム トゥデイ 2026年7月23日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年7月23日8時10分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田 卓也

目次

▼22日(水)の為替相場
(1):日本貿易収支は2カ月連続で赤字
(2):英CPI 伸びが鈍化
(3):日銀観測報道
(4):米大統領「橋または発電所を攻撃する」

▼22日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:高値更新を窺う展開/ ▼注目の経済指標・イベント

22日(水)の為替相場

期間:22日(水)午前6時10分~23日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本貿易収支は2カ月連続で赤字

日本6月貿易収支は4069億円の赤字となり2カ月連続で赤字を計上した(予想1200億円の赤字)。原油などの輸入コストの高まりが赤字の主な要因となった。また、原油は中東以外からの代替調達が進んだことで、米国産原油の輸入額は前年の10倍に増加した。

(2):英CPI 伸びが鈍化

英6月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回り、前月(+2.8%)から伸びが鈍化した。食品やエネルギーなどを除いたコアCPIは+2.6%と予想(+2.5%)を上回り、前月と同じ伸び率だった。英中銀(BOE)が重視するサービスCPIは+3.6%と予想(+3.5%)を上回ったものの、前月(+3.7%)から伸びが鈍化した。

(3):日銀観測報道

「日本銀行の関係者によると、基調的な物価上昇率が、2%の物価安定目標にかなり近づいていると日銀は認識しており、上振れリスクを一段と精査することが重要な局面にある」「日銀は、利上げペースを半年に1回程度の市場見通しよりも加速させることに柔軟な姿勢だ」とブルームバーグが報じた。

(4):米大統領「橋または発電所を攻撃する」

トランプ米大統領は「今後イランがホルムズ海峡で船舶を攻撃した場合、米国はテヘラン市内またはその近郊に位置するものを含め、イランの橋または発電所を破壊する」と自身のSNSで警告した。

22日(水)の株・債券・商品市場

日経平均: 66115.60 ▼116.59

豪ASX: 8822.973 △29.673

上海総合: 3867.034 △2.667

英FT: 10716.97 △131.06

独DAX: 25155.41 △144.06

NYダウ: 52218.58 ▼6.06

日10年債: 2.762 △0.032

豪10年債: 4.9752 △0.0335

英10年債: 5.034 △0.004

独10年債: 3.171 △0.008

米2年債: 4.2978 △0.0363

米10年債: 4.6545 △0.0264

NY原油: 86.83 △2.49

NY金: 4151.90 △75.50

 

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 162.500 ~ 163.900

ユーロ/円: 185.500 ~ 186.900

ポンド/円: 217.400 ~ 219.000

豪ドル/円: 113.600 ~ 114.500

ドル/円の見通し:高値更新を窺う展開

昨日のドル/円は約40年ぶりの高値圏でほぼ横ばい。日銀は利上げペースの加速に柔軟な姿勢だとする観測報道を受けて、162.60円台に下落する場面もあったが、円買いは続かなかった。中東情勢の混迷を背景に原油価格が続伸する中、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測も根強く、早々に163円台を回復。前日に付けた1986年12月以来の高値(163.24円前後)にほど近い163.16円前後で取引を終えた。米国とイランの和平協議再開に目途が立たない中、本日もドル高・円安の流れが続くと考えられる。一昨日に突破するまで上値抵抗だった162.84円前後が下値支持に変化しているように見えることから、163円台で値固めしつつ高値更新を窺う展開を予想。引き続き、政府・日銀による円買い介入への警戒感が、どこまで上値を抑えるかが焦点だろう。

注目の経済指標・イベント

07/23 (木)
10:30 〇 (豪) 6月新規雇用者数
10:30 〇 (豪) 6月失業率
21:15 ◎ (ユーロ圏) ECB政策金利
21:30 〇 (米) 新規失業保険申請件数
21:45 ◎ (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演

 
kanda.jpg 外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。