
ドル円レポート:ドル円は39年7ヶ月ぶりの高値となる163.239円まで急伸
ニューヨーク市場:イラン情勢の緊張高まりと原油高から「有事のドル買い」が加速
中東・イラン情勢の緊迫化に伴う原油先物価格の上昇を背景に、「有事のドル買い」が優勢となりました。さらにトランプ米大統領がレバノン大統領との共同会見にて「イランの準備が整うまで会談を行う意向はない」と発言し、攻撃を一段と強化する可能性を警告。これを受けてドル買いが加速し、ドル円は1986年12月以来、約39年7ヶ月ぶりの高値となる163.239円まで急伸しました。
本日21日のアジア時間:本邦当局による為替介入への警戒から神経質な展開が予想される
本日のアジア市場でもドル買いの勢いは衰えず、163.20円レベルでの推移が続いています。163円台の上値圏へ突入したことで、本邦当局による実弾介入への警戒感が急拡大しており、突発的なボラティリティの上昇には厳重な警戒が必要です。
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
