
午前の為替予想は… ドル/円、40年ぶり163円台 米はイラン核施設攻撃示唆
作成日時 :2026年7月22日7時50分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
ドル円予想レンジ
162.400-164.000円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇。米国とイランの攻撃の応酬が続きイラン情勢が緊迫する中で、原油価格が上昇し、有事のドル買いが優勢となった。また、高市内閣が閣議決定した「骨太の方針」を巡り、原案から日銀の独立性に配慮した文言が追加されたものの、円安を押し留めるには至らず、1986年12月以来となる163.24円前後まで上昇した。
トランプ米大統領は本日イランが核施設を保有すると疑われる「ピックアックス山」への攻撃の可能性を示唆しており、イラン側も「米国がイランの核施設や重要施設を攻撃した場合、イランは強力な反撃で報復する」と警告している。イラン情勢のさらなる悪化への懸念を背景に原油価格が高止まりしていることが、本日もドルを押し上げる公算が大きい。一方で、ドル/円は約40年ぶりの水準へ上昇してきており、本邦政府・日銀による円買い介入への警戒感も高まっている。急ピッチで円安が進んだ際は介入への警戒感から不安定な値動きになる可能性もある。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
