
午前の為替予想は… ドル/円、中東リスクなお警戒 骨太の方針見極めへ
作成日時 :2026年7月21日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
ドル円予想レンジ
161.800-163.200円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%未満の小幅高。イランの外務省報道官が「仲介国から10日間の攻撃停止に関する提案を受けた」と発言したことで、原油価格が下落してドルが売られる場面もあった。ただ、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアに対する海上封鎖を即時で発効すると宣言したことで、新たな緊張が台頭してドル売りは限定的となった。もっとも翌日に閣議決定が予定されている「骨太の方針」の行方を見極めたいとの見方も強く、大きく円が売られることもなく、一日を通して約40銭と狭い値幅での動きとなった。
本日もドル/円は162円台を中心とした値動きが見込まれる。中東情勢を背景にリスク回避のドル買いが相場を支える一方、162円台後半では本邦政府・日銀による円買い介入への警戒感が上値を抑えることになるだろう。なお、本日は「骨太の方針」の閣議決定にも注目したい。内容次第では日本の財政運営への見方が変化し、一時的にドル/円相場が振れる場面もありそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
