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来週の為替予想(豪ドル/円 NZドル/円)「豪雇用統計は内容に注目!RBAの利上げ期待につながるか?」ハロンズ FX 2026/7/18

執筆:外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
X(Twitter):@gaitamesk_naka
日々、為替情報発信中!

今週の振り返り

今週の豪ドル/円は112.32円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は93.11円前後で取引が開始されました。
今週は豪州、NZに注目の経済指標がなく、外部要因が豪ドル/円、NZドル/円の値動きに影響を与えました。14日には米6月消費者物価指数が市場予想を下回る伸びとなり、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退したことで、対米ドルで豪ドル、NZドルが買われたことが豪ドル/円、NZドル/円の支えとなりました。また、中東情勢の混乱を起因とした原油価格の高止まりが資源国通貨である豪ドル、NZドルの支援材料となり、豪ドル/円は113.88円前後、NZドル/円は95.08円前後まで上値を伸ばす場面も見られました(執筆時)。

豪雇用統計、NZCPIで両中銀の利上げ観測が変化?

RBNZは7月の金融政策会合の声明で、「インフレ率は2026年6月期に3.9%でピークに達した後、2026年9月期には3.3%に低下すると予想される」と示しました。21日に発表されるNZ4-6月期CPIは、NZ準備銀行(RBNZ)の追加利上げ観測を占う重要な材料となりそうです。市場予想はRBNZの予測を上回る前年比+4.0%となっています。仮に予想を上回る結果となれば、RBNZによる追加利上げ期待が高まり、NZドルの支援材料となりそうです。

豪中銀(RBA)は5月の金融政策報告で労働市場について「依然として堅調ながら、需給は徐々に均衡へ向かっている」との認識を示しています。前回5月分では雇用者数が大幅に増加したものの、非常勤雇用者の大幅な増加が中心だったことから、RBAの追加利上げ観測を高めるに至りませんでした。23日に発表される豪6月雇用統計では、労働市場が引き続き堅調さを維持しているかが焦点となります。雇用者数の増加や失業率の低下に加え、正規雇用を中心とした雇用の伸びが確認されれば、RBAの追加利上げ観測を後押しし、豪ドルの支援材料となる可能性があります。一方、雇用情勢の軟化や失業率の上昇が確認されれば、追加利上げ観測が後退し、豪ドルの重しとなることも考えられます。

豪ドル/円のテクニカル分析

豪ドル/円は、日足一目均衡表の雲の上抜けを窺う値動きが続いています。目先の下値目途は、転換線や基準線、雲下限となりそうです。一方、上値は雲上限をしっかりと上抜けられと、①ローソク足が雲の上、②転換線が基準線の上、③遅行線がローソク足の上となり、三役好転が点灯します。この場合の上値目途は、6月2日高値(114.91円前後)となりそうです。

【豪ドル/円 日足・一目均衡表】

出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

予想レンジ:AUD/JPY:111.500-115.500、NZD/JPY:93.000-96.500

7/20週のイベント:

07/20 (月) 07:45 NZ 6月貿易収支
07/21 (火) 07:45 NZ 4-6月期消費者物価指数(CPI)
07/23 (木) 10:30 豪 6月新規雇用者数
07/23 (木) 10:30 豪 6月失業率

一言コメント:

先週末辺りから物凄い暑さとなっています。やっと昨年の夏を思い出しました。家ではエアコンを高めに設定して、布団をかぶって寝ています。その方が睡眠の質が上がり、翌日の体調管理にも良いらしいです。

『来週の豪ドル/円、NZドル/円相場見通し』

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。