今晩のNY株式市場は、上値の重い軟調な展開が予想される。前日引け後に決算を発表したネットフリックスは、決算が市場予想とほぼ一致したものの、投資家が注目する視聴時間などの「エンゲージメント」の開示頻度を引き下げるとしたことで、株価は時間外取引で9%超急落した。今晩の取引でもネットフリックスの急落がハイテク株全体の重荷となる可能性がある。また、米政府が本日にも強制労働を巡る301条調査に基づき、60カ国を対象とした新たな追加関税を発表するとの観測が浮上しており、貿易摩擦への懸念が投資家心理を冷やしそうだ。そのほか、7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報などの経済指標を受け、足元で上昇している長期金利の反応にも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは、7月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報のほか、6月住宅着工件数、6月輸入物価、6月鉱工業生産など。企業決算は寄り前にトラベラーズ、リージョンズ・ファイナンシャルなどが発表予定。(執筆:7月17日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
